2010年秋冬に登場した、各社のカーナビゲーションを徹底取材。PNDからフルナビまで、通信機能搭載の“フィーチャーナビ”まで、その使い勝手と性能をテストします。カーナビ選びの参考にぜひどうぞ。
同じゼンリン製の地図を採用し、オンデマンドVICSや(データ量が違うとはいえ)プローブ交通情報にも対応しているナビタイムジャパン『CAR NAVITIME WND-01K』とサンヨー『ゴリラプラス NV-SP200DT』。実際に案内をさせて、ナビゲーション性能の違いを確かめてみたい。
この秋、国内PNDシェアトップの三洋電機『ゴリラ』シリーズから、初の通信モジュール内蔵にしてドコモの車載端末向け通信サービス「ドコモ ドライブネット」を採用した『ゴリラプラス NV-SP200DT』が登場した。
サンヨー『ゴリラプラス SP200DT』は、NTTドコモ初のテレマティクスサービス「ドコモ ドライブネット」を採用したSSDポータブルナビゲーション。リアルタイムの情報を利用することで、ナビゲーションの利便性を機能を向上させた最新機種だ。
2009年に登場したパナソニックのAV一体ナビのベーシックライン『ストラーダ Sクラス』。初のモデルチェンジで筐体デザインの変更やエンタメ用のSDHCカードスロットの追加など、かなり大がかりな刷新となった。新モデルの狙いを商品企画チームの坂本佳隆氏に聞く。
サンヨーが2010年11月に発売した『ゴリラプラス NV-SP200DT』は、NTTドコモが提供する移動体端末向けサービス「ドコモ ドライブネット」に初めて対応したポータブルナビゲーション。リアルタイムの情報を利用することで、ナビゲーションの利便性を機能を向上させた。
スタンドアローンPND代表のソニー『nav-u NV-U76VT』と、通信PND代表の『CAR NAVITIME WND-01K』との比較インプレ第2弾,となる今回は、実際にナビゲーションさせて自車位置の精度と音声ガイダンスの的確さ、そして渋滞回避能力を見ていこう。
パナソニックのSDナビゲーションシステム『ストラーダ Sクラス』の最新モデルが『CN-MW250D』と『CN-MW150D』だ。MW250Dがフルセグ対応、MW150Dはワンセグ対応の2DINモデルだ。
操作系で採用したツートップメニューは、従来より使いやすさで高い評価を得ているパナソニックならではのメニュー。最初の手順でナビとAVの二つが表示され、そこから操作したいモードへと入っていける。
2010年モデルのシビック タイプR ユーロ専用アクセサリーとして、ホンダのテレマサービス「インターナビプレミアムクラブ」に対応した純正ナビキット『VXS-102VSi』が加わった。
2010年の後半は低価格AVNと通信PNDが話題をさらった。とくに通信PNDはこれまでカロッツェリア『エアーナビ』だけだった市場に、ナビタイムジャパンから『CAR NAVITIME』が登場し、この11月にはPNDシェアナンバー1のサンヨーが『ゴリラプラス』で参入したからだ。
パナソニックのSDカーナビゲーションシステム『Sクラス』の2010年モデルが『MW250D』『MW150D』だ。従来モデルと比較してブラックパネルとなり、エンタテイメント機能が大幅に拡張されるなど、その中身は変身を遂げていた。
サンヨーの通信モジュール内蔵PND『ゴリラプラス NV-SP200DT』で大きなメリットになりそうなのが地図データの更新だ。NTTドコモが提供する通信サービス「ドコモ ドライブネット」で実現している更新方法は二つある。
ゴリラシリーズで初めてNTTドコモの通信モジュールを内蔵した『ゴリラプラス NV-SP200DT』。ダッシュボードの上に取り付けてさっそくゴリラプラスを起動してみる。すると10秒ほどで地図が表示され、左下には「通信中」のアイコンが現れる。