◆VICSの渋滞情報にももちろん対応。ツボを押さえた設定機能もよく考えられている
「いつもNAVI」はゼンリンデータコムが開発・提供しているカーナビゲーションアプリだ。
NTTドコモ端末向けに提供している「地図アプリ」が4月にバージョンアップされた。
GPSの精度についていえば、端末ごとの特性もあるかもしれないが、都心の込み入った場所でさえなければ十分な性能。GPS測位だけのPNDと比べても遜色はない。基地局測位を組み合わせることでコールドスタートに強いのもケータイナビのメリットだ。
NTTドコモの主要端末にはデフォルトでゼンリンデータコムの「いつもNAVI」が地図アプリとしてインストールされている。その「いつもNAVI」が4月からバージョンアップされ、ガソリンスタンドの料金が検索できるなどの機能が追加された。
「いつもNAVI」ブランドで、ケータイからスマートフォンに至るまでマルチプラットフォームでナビゲーションアプリを提供しているゼンリンデータコム。Windows Phone版アプリの開発担当者に話を聞いた。
iPhoneユーザーなら「いつもNAVI」のほぼ全ての使い方が、誰にも教えてもらわなくてもわかるだろう。それほど「いつもNAVI」の操作は分かりやすい。実際に使ってみればユーザーフレンドリーなiPhoneらしさが「いつもNAVI」でも実現されていることがわかるはずだ。
NTTドコモの主要端末に「地図アプリ」としてプリンストールされている「いつもNAVI」。昨年夏にauへの展開、そして昨年秋とこの春にはドコモ版のアプリをバージョンアップしてインタフェースの刷新やオートGPSへの対応、レスポンスの改善などをおこなった。
iPhone版地図・ナビアプリの先駆け的として根強い人気を得ているiPhone版「いつもNAVI」。シンプルなUI・機能ながら、ゼンリンならではのきめ細やかで見やすい地図を武器に、利用者を増やしてきた。
ゼンリンデータコムがNTTドコモ端末向けに提供している「地図アプリ」(「いつもNAVI」)は、主要端末でメーカープリンストールされているナビゲーションアプリだ。これが4月中旬にバージョンアップされた。
ゼンリンデータコムが提供する位置情報・ナビゲーションサービスの総称が「いつもNAVI」だ。PC版から、ケータイ、Windows Phone(Windows Mobile)、そして昨年8月に投入されたのがiPhone向けアプリだ。
ケータイ版『いつもNAVI』のサービス/アプリは、ドコモ、ソフトバンクに提供していたが、これらに加えて、6月にau版BREWアプリをリリース。ひとつのブランドで提供するケータイ向けナビサービスとしては初めて3キャリア対応を果たした。
地図作成の最大手といえばゼンリン。そのケータイ向けサービスはdocomo用の「ゼンリン地図+ナビ」、ソフトバンク、au用の「ゼンリンいつもナビ」があったが、その名称が「いつもNAVI」に統一された。
ゼンリンデータコム『いつもNAVI』のユニークな点が操作の順序。このソフトには最初にカーナビや徒歩ナビといった機能を選ぶメニューがない。まず目的地を探してからその後の行動を選べるようになっており、これはたしかに理にかなっている。
ゼンリンデータコムはこれまでPCやケータイ、スマートフォンなどに地図/ナビゲーションサービスを複数のブランド名で提供していたが、この5月にそれらのブランド名称を『いつもNAVI』に統合した。