帝人は、同社が製造・販売するパラ系アラミド繊維「テクノーラ」が、8月7日~10日に静岡県富士宮市で開催される「宇宙エレベーターチャレンジ」で、宇宙エレベーターの昇降を模した競技に用いられるベルトとロープに採用されたと発表した。
東邦テナックスとジーエイチクラフトは、10月6日から13日にオーストラリアで開催されるソーラーカー大会「World Solar Challenge」に参戦する工学院大学の車体に、主要素材として炭素繊維「テナックス」を提供、CFRP製車体の設計支援と製作を行うと発表した。
帝人は、三原事業所(広島県三原市)において、三原市としては初となる大規模太陽光(メガソーラー)発電所を建設すると発表した。
帝人は、同社が展開するバイオ由来ポリエステル繊維「PLANTPET」が、日産『リーフ』のシートおよび内装トリムの表皮材として採用されたと発表した。PLANTPETが量産車の内装材として採用されるのは今回が初めて。
東京大学、日本電気、NECエンジニアリング、セルクロス、帝人の研究グループは2日、電子機器の無線LAN通信と電力供給を、一枚のシート上で実現する技術を開発したことを発表した。
帝人テクノプロダクツは、同社が製造・販売しているパラ系アラミド繊維「テクノーラ」が、昨年11月に打ち上げられたNASAの無人火星探査機「キュリオシティ」と着陸時に使用する超音速パラシュートとをつなぐサスペンションコードの素材として採用されたと発表した。
帝人は、韓国のCNFとの合弁会社が帝人独自開発のリチウムイオン電池向けセパレータ「リエルソート」を生産する工場が完成し、7月9日からセパレータの生産を開始した。
帝人は、熱可塑性樹脂を使用した炭素繊維複合材料(CFRP)を自動車構造材として用途開発を推進するとともに、業務提携したゼネラルモーターズ(GM)との共同開発を本格化するための研究開発センターを米国に新設する。
帝人は2月6日、リチウムイオン2次電池(LIB)向けで、世界で初めてフッ素系化合物のコーティングにより耐熱性や易接着性などの高い性能を備えた、LIB用セパレータを開発したと発表した。
帝人化成は13日、ポリカーボネート(PC)樹脂として世界最高水準の表面硬度を実現した特殊樹脂を開発したと発表した。今回開発した特殊樹脂は、「コーティングレス」「塗装レス」とし、環境負荷も低減させた。
GMと帝人(テイジン)は8日、車両重量を減らし、燃費を向上させることを目的として、自動車用カーボンファイバー複合素材を共同開発すると発表した。
帝人は、炭素繊維からコンポジット製品の成形加工までを1分以内で連続一貫生産するパイロットプラントを松山事業所(愛媛県松山市)に設置する。
帝人と東京工業大学は、黒鉛結晶が層状に単一配向した楕円形状の断面を持つ高導電性カーボンナノファイバー(CNF)を開発した。こうした形状を持つCNFの開発は、世界で初めて。
帝人は、パラ系アラミド繊維「トワロン」を生産するオランダの子会社テイジン・アラミドがトワロンシリーズの新製品として、元来黄色であるアラミド繊維を完全に黒く染色した「トワロンブラック」の生産を開始したと発表した。
帝人グループで炭素繊維・複合材料事業を展開する東邦テナックスとドイツ子会社のトーホウ・テナックス・ヨーロッパ(TTE)は、新規熱可塑性プリプレグの量産技術を確立。9月からサンプル供給を開始すると発表した。