
帝人と東工大、楕円断面のカーボンナノファイバーを開発 リチウムイオン電池などに
帝人と東京工業大学は、黒鉛結晶が層状に単一配向した楕円形状の断面を持つ高導電性カーボンナノファイバー(CNF)を開発した。こうした形状を持つCNFの開発は、世界で初めて。

帝人子会社、アラミド繊維の黒への染色に成功
帝人は、パラ系アラミド繊維「トワロン」を生産するオランダの子会社テイジン・アラミドがトワロンシリーズの新製品として、元来黄色であるアラミド繊維を完全に黒く染色した「トワロンブラック」の生産を開始したと発表した。

東邦テナックス、新規熱可塑性プリプレグのサンプル出荷を開始
帝人グループで炭素繊維・複合材料事業を展開する東邦テナックスとドイツ子会社のトーホウ・テナックス・ヨーロッパ(TTE)は、新規熱可塑性プリプレグの量産技術を確立。9月からサンプル供給を開始すると発表した。

帝人化成の樹脂、シトロエン DS5 のウィンドウに採用
帝人化成は26日、ポリカーボネート樹脂「パンライト」製のグレージングが、シトロエンの新型車種『DS5』のクォーター・ウィンドウに採用されたと発表した。

帝人、CFRPを量産車に適用---熱可塑で1分成形
帝人は、炭素繊維複合材料(CFRP)を1分以内で成形する量産技術を確立した。熱可塑性樹脂を使用することで実現したもの世界初の技術となる。これによって熱硬化性樹脂を用いる従来のCFRPでは困難だった量産型自動車に応用できる可能性が拡がった。

帝人グループのアラミド繊維、ミシュランのスポーツカー向けタイヤコードに採用
帝人は、アラミド繊維事業を展開するオランダのテイジン・アラミドB.V.が製造・販売するパラ系アラミド繊維「トワロン」が、ミシュランのスーパースポーツタイヤ『Pilot Super Sport』のタイヤコードに採用されたと発表した。

リチウムイオン2次電池発明者ランキング、1位は東芝の高見氏
パテント・リザルトは、リチウムイオン2次電池の研究開発を手がける注目度の高い発明者をランキングした「リチウムイオン2次電池発明者注目度番付トップ100」をまとめた。

帝人、オランダのアラミド繊維工場が生産再開…自動車向け急回復で
帝人は、オランダでアラミド繊維事業を展開するテイジン・アラミドが、アラミド繊維「トワロン」の生産ラインを再稼動したと発表した。

東邦テナックス、ドイツの炭素繊維製造ラインを稼働
帝人グループで炭素繊維事業を展開する東邦テナックスは、は、ドイツのグループ会社トーホウ・テナックス・ヨーロッパ(TTE)が、オーバーブルフ工場に年産1700tの炭素繊維製造第4ラインを10月から本格稼動を開始したと発表した。

【新聞ウォッチ】ノーベル化学賞 根岸・鈴木氏に祝福の嵐
ノーベル化学賞の受賞が決まった根岸英一・米パデュー大学特別教授と鈴木章・北海道大学名誉教授。一夜明けた7日も、多くの関係者から祝福を受け、メディア取材に分刻みで応じるなど慌ただしく過ごしていたという。