
あとはタクシー会社の工夫しだい---国土交通省が運賃の新方針を通達
国土交通省はこのほど、来年2月の改正道路運送法施行にともなうタクシーの料金や、新規参入を抑制できる緊急調整地域の審査条件を決め、実際に事務を担当する地方運輸局などへ通達した。

どうなる高速道路〜国交相の私的諮問機関が初会合
「高速道路の整備のあり方検討委員会」の初会合が26日、国土交通省内で開かれた。現在、議論の焦点となっているのは、(1)道路公団の民営化。(2)現行整備計画(9342km)を凍結するか、継続するか——の2点だ。

扇大臣がついに表明 えっ、3公団統合じゃなかったの?
扇千景国交相は、26日の「高速道路のあり方検討委員会」で「国交省はすでに3公団統合の民営化案を出しているが、委員会では日本道路公団一本に絞って審議されても結構。それが他公団に応用できれば良い」などとして、事実上、3公団統合案を白紙に戻す考えを明らかにした。

どうなる高速道路〜あり方検討委員会でのトヨタ会長へ期待集まる
国土交通省の「高速道路のあり方検討委員会」委員に要請され、自動車業界から就任したトヨタ自動車の奥田碩会長に注目が集まっている。時に鋭いツッコミを入れるなど、世界のトヨタ会長としての存在感を示した。

自動車が道路にモノ申す---奥田会長が「高速道のありかた委員会」参加へ
国土交通省が設置する「高速道路の整備のあり方検討委員会」のメンバーに自動車業界から奥田碩トヨタ会長が参加することが決まった。委員会は26日に初会合を開き、今後の整備計画や手法などについて検討する。

落とさぬなら落としてみせようクルマの速度---国交省が新型リミッター検討
国土交通省は、今年度から5年計画で検討を始める第3期ASV(先進安全自動車)計画で、通信を活用し、特定地域内で動作させるスピードリミッターの実用化を狙うことを明らかにした。渋滞路の抜け道になっている住宅地の道路や事故多発地帯で作動させることを想定している。

宅配便でも“白い粉”に注意---炭疽菌テロへ備え国交省が指導
アメリカの炭疽菌事件に関連し、国土交通省は宅配便など国内物流各社に対して、不審な荷物の取り扱いを慎重に行うよう文書で要請した。また、消費者向けとして、同省のホームページに注意を喚起する内容の文書を掲載した。

不法投棄は許しません---国交省が抹消登録制度を改正へ
国土交通省は19日、抹消登録制度の改正試案を公表した。解体や輸出にまわる使用済み自動車を把握するため、一時使用停止(抹消)の届け出後に再登録、解体、輸出のいずれかの手続きを義務づけるほか、軽自動車についても検査制度を活用して同様の制度を設ける。

目標を公表すれば予算をつけるよ---国交省が道路整備の新手法
国土交通省は、都市計画道路の完成を後押しするため、工事主体である自治体に「完了期間宣言」を公表するよう要請する。工事区間の大半が完成しているにもかかわらず、一部の用地買収が難航して開通や拡幅のメドが立たない路線が対象。宣言を公表した自治体については工事補助金を重点的に配分する。

開発から普及へシフト---ASV検討会が初会合
国土交通省は19日、「第3期先進安全自動車(ASV)検討会」の初会合を都内で開き、今後の検討体制やスケジュールなどを決めた。検討会の下に次世代技術、インフラ連携、普及促進の3分科会を設け、ASV技術の開発と普及に力を入れる。