志賀俊之氏が、新中期計画「日産バリューアップ」が始動する4月1日にCOOに就任する。5月からルノーと日産自動車のCEOを兼ねるカルロス・ゴーン社長の“分身”として、日産を束ねていく。トヨタ自動車と伍した栄光の時代、経営危機とそこからの再生を経験し、「昔(1990年代)の日産に戻りたくない」が口癖。
日産は2005年度から新モデル立ち上げ延べ70件の大攻勢をかける。その名も新3カ年計画「日産バリューアップ」。目標は、最終年度の07年度にグローバル販売を420万台(04年度計画338万台)に引き上げること。ゴーン社長による中期経営計画の第3弾を解剖。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長が来年度からの新3カ年計画「日産バリューアップ」を発表した。3年間に、世界販売を現行計画より82万台増の420万台に増やし、期間中に28の新車種を投入という、大胆な拡大戦略だ。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は26日の記者会見で、2005年度から始める次期中期計画「日産バリューアップ」の期間中に、日本で高級車販売チャンネル「インフィニティ」を展開すると明らかにした。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は26日、都内のホテルで会見し、2005年度から始める次期中期計画「日産バリューアップ」を発表した。世界販売は最終の07年度に420万台を目指すという意欲的な数字を掲げた。
日産自動車は、「日産180」に続く新しい中期計画「日産バリューアップ」の概要を発表し、現在、北米市場をメインに展開している高級車「インフィニティ」ブランドを世界中で展開する。