三井物産は、ゼネラルモーターズの大型SUV、ハマー『H2』の販売を開始した。希望小売価格は、786万円から。14日から東京ビッグサイトで開催されているインターナショナルキャンピング&RVショーに展示された。
多目的車のコンセプトカー、ダッジ『マグナム』は、ステーションワゴン系のクロスオーバー。このクルマには当初「クロスロード」という名前も考えられたが、ハマー『H2』のフロントグリルを巡る裁判で因縁のあるクライスラー『クロスオーバー』と似ていることから、「マグナム」となった。
新型のハマー『H2』の7スロットグリルのデザインがジープのものに酷似している、とGMを訴えたダイムラークライスラー。最初の裁判で敗訴したあと、控訴していたのだが、シカゴの地方裁判所での3人の判事による協議の結果、今回も訴えは退けられることになった。
ハマーではアップスケールパフォーマンスの『H2』が登場。450HP、スーパーチャージャーV8で、インテリアもアロイメタル、カーボン、レザートリム付きで、2004年型H2のひな形とも言われる。
かつてはアメリカンSUVの顔とも言えたジープだが、このところのSUV人気と、この夏から発売が始まった『ハマー H2』に押され気味。そこでジープという名前を守ろうと、12年来の宣伝文句"There's Only One" も'Only in a Jeep'と変更され、力が入れられている。
ゼネラルモーターズ(GM)は15日、オフロード4WDハマー『H2』の米国での販売を開始したと発表した。GMは世界規模での販売展開を目指す。
7月から北米で発売が予定されている2003年モデル、ハマー『H2』の価格が発表された。ディーラー価格は4万8800ドル(約610万円)。
ゼネラルモーターズ(GM)は、GM系ハマー・ディーラー合計80店舗で、ハマー『H1』の販売を開始したと発表した。今夏にはハマー『H2』も発売する予定。
昨年、クライスラーが「GMの『ハマーH2』のグリルはジープのデザインの盗用である」として訴えを起した問題に決着がつきそうだ。連邦裁判所はクライスラーからのハマーのグリル使用差し止めの請求を却下する、と裁定した。
多目的軍用車を民間に転用したSUVがハマーだが、当初から一般向けSUVとして開発されたその弟分が『H2』。量産型03年モデルがLAで発表された。6リットルV8エンジン(325HP)で駆動する。予想価格は5万ドル(約660万円)と従来のハマーの約半分。
ハマー『H2』(2002年型)--- GMが作るハマーは、GMのヘビーデューティトラックにハマーのボディをかぶせたイメージ。325HP、6.0V8でフルタイム4WD。魅力はなんといっても従来のハマー『H1』の半分という、5万ドルという価格。
ファンの間では待ち望まれていたハマー『H2』なのだが、GM(ハマーはGMのブランドである)が7月の発売を発表すると同時に批判も吹き出している。その先鋒が、「テロリズムとの戦いの最中にこのような戦場をイメージさせるクルマを発表するとは」というグリーン団体によるもの。
GMがAMジェネラル社から「ハマー」の商標と製造件・販売権を買収して以来、はじめて自社ブランドで発表するハマー『H2』が、いよいよ来年7月デビューする。