『ヴィッツ』ベースから『パッソ』ベースとなった『bB』。コンセプトを割り切って、ミュージックボックスとしており、空間もそれにふさしい内容になっている。
このクルマの場合、まず好きか嫌いかをはっきりさせておく必要があるようだ。率直にいって、『bB』のデザインを受け入れるのは苦しい。
「当初は2代目モデルのつもりで開発していなかった」といいつつも、実際には明らかに『bB』としか見えないプロポーションでデビューの新型。
“クルマ型ミュージックプレーヤー”それが『bB』のキャッチフレーズ。というだけあって、走りをシノゴノ語るべきクルマじゃない。
『bB』に試乗して「これはもう自動車評論家の出番じゃありませんね」と思った。冷蔵庫や洗濯機といった白モノ家電のようなクルマなのだ。
先代は「箱」としての存在感を強調してインパクトはあったが、動質のまとめは難しかった。それが変身。小さな操舵にも素直にロールが出て、まずまず自然に反応する。
フロントシートが座りにくい。バックレストの上のほうが後ろに反り返るように逃げてしまうので、運転するときのサポート性が悪いのだ。しかしそれはクルマ作りのコンセプトが違うために起こったことだ。
ある意味、根本的な発想の転換を提案するクルマが新型『bB』。停まった状態で使うのがメインともいえるからだ。
クルマに対するニーズはさまざまで、いろいろなユーザーがいろいろな使い方をすることを考えたら、恐らく『bB』のようなクルマもアリなのだと思う。
開発のキーワードは「まったり」。“クルマ型ミュージックプレーヤー”を謳うトヨタの野心作(?)。名古屋大学の工学部あたりを出た秀才エンジニアが、トヨタの役員を前に、「まったりとは何か」についてプレゼンしたのかと思うと、感慨深い。
トヨタ自動車は26日、『ヴィッツ』や『ファンカーゴ』、『bB』など6車種の前輪駆動用のドライブシャフトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。02年6月から03年5月までに生産された18万7131台が対象。
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『めざせ自動車王 クルマまるわかりブック』はトヨタ自動車が小学校高学年の社会科学習向けに製作したもの。自動車づくりに携わる関係者の声を交えながら、クルマができるまでの工程、燃料電池自動車、ハイブリッドカー、リサイクル、安全技術、福祉車両などについて、解説されている。
ケンスタイルではこの度、新型トヨタ『bB』用エアロパーツを発売した。好みに応じてバンパータイプとハーフタイプから選べる。どのタイプも、「Xバージョン」「Qバージョン」純正サイドスカートに合わせてデザインされており、フロントスポイラーのみでも違和感無くイメージチェンジが可能。
乗ってるかーい。夏のカスタムカーの祭典「オートギャラリー東京2006」が7月28日−30日、東京臨海都心の東京ビッグサイトで開催された。写真蔵をお届け。オートギャラリーの主催はオートギャラリー事務局。