「人とくるまのテクノロジー展」の開催に合わせ、ZF取締役のピーター・レイク氏が来日。同氏はZF TRWセールス&ビジネスデベロップメントでアジアパシフィック地域を担当。TRWとの経営統合で得た成果や強み、今後の展望などについて聞いた。
ZFジャパンは5月24~26日に開催された「 人とくるまのテクノロジー展」に出展。安全、自動運転、電動化といった領域の先進技術がひとつのブランドに集約された、世界最大級のシステムサプライヤーとしての総合力をアピールした。
V型かと思いきや、W16型のシリンダーブロック。これはあの超弩級のスーパースポーツ、ブガッティ・ヴェイロン/シロンのシリンダーだ。展示していたスイスのエリコンメテコは、表面処理技術のメーカー。
今や高効率で環境負荷の小さいエンジン開発は自動車メーカー各社にとって至上命題である。そんな状況から、高温高圧になるエンジン燃焼室内部の様子の目視、測定に対してのニーズも増えているという。
岡山の自動車関連企業が中心となって電気自動車の開発を続けるOVECの集合ブースに、見慣れない小さなクルマが置いてあった。eFalconと名付けられた小さなスポーツカーは前2輪、後輪1輪のリバーストライク。
ドイツのムベア社のブースには色々な製品が並んでいたが、一番目を引いたのは、やはりCFRP製のモノコックボディだろう。まるでレーシングカーと見紛うほどのデザインだが、何とVWの超低燃費車XL1のものだ。
自動車部品大手のコンチネンタルは、人とくるまのテクノロジー2017において、セルラーV2Xへの取り組みをアピールした。
カメラユーザーなら見たことがある青いロゴの「ZEISS」。人とくるまのテクノロジー展2017横浜の会場では「ツァイス」というカタカナ表記を前面に出し、ブースを出展していた(24~26日)。
人とくるまのテクノロジー展2017横浜(24~26日)では、JSAE=自動車技術会創立70周年の特別企画展示を行った。
スペインのカタルーニャ州政府は、5月24日からパシフィコ横浜で開催されている「人とくるまのテクノロジー展」に、車の未来を見据えるスペイン/カタルーニャの取り組みについて出展を行った。
旭化成は「人とくるまのテクノロジー展2017」に先日発表した電気自動車(EV)のコンセプトカー『AKXY(アクシー)』を披露した。これは京都大学発のEVベンチャー、GLM(本社・京都市)の車体をベースに共同でつくり上げたものだ。
マツダは、人とくるまのテクノロジー展において、新型『CX-5』や『G-ベクタリング コントロール』『i-アクティブセンス』などを出展しているが、ここでは、マツダのADAS(運転支援機能)のブランドであるi-アクティブセンスを取り上げる。
人とくるまのテクノロジー展は、自動車関連の部品メーカーの晴れ舞台でもあり、各社が力の入った展示をしている。このところADAS(運転支援)領域で存在感を発揮している日立オートモティブシステムズも、同社の幅広いラインナップを取り揃えて展示している。
アイシンはもともとアクチュエーターを使った車両制御を得意としている。その技術力・ノウハウと、画像認識技術を組み合わせたのが、今年のブースに展示されている「自動駐車」「ドライバーモニターシステム」だ。
今や自動車の構成部品でもかなり多くを占める樹脂パーツ。高い力と高温という過酷な環境下で、しかも耐久性も求められる自動車を構成する部品。