サルーン作りを得意とするメルセデスに対し、BMWは『3シリーズ』や『5シリーズ』といったミドルクラスのモデルの方が駆け抜ける歓びを表現するイメージにリンクする。それだけ、『7シリーズ』の存在感は薄かった。
やはりボルボの十八番(おはこ)だなぁ…が第一印象。ベースの『V60』に対し最低地上高を+65mmの200mmとし、フロント・ロアクロスメンバーの追加、『XC70』用サブフレームの採用(リヤ)など、入念に仕立ててある点は見逃せない。
コンパクトクラスの『V40』に最高出力152psの1.5リットル直噴ターボ「T3」搭載グレードを追加。これによって在庫車を除くすべてのモデルが新世代機に切り替わったことになる。
メルセデスベンツの『Gクラス』はもともと軍用車としてデビューしたヘビーデューティなモデル。今は装備を充実した上級化が進み、日本に輸入されるモデルも高級なSUVとなっている。
フィアットのアイコン的な存在ともいえる500(チンクエチェント)。そのファミリーに新たに加わった『500X』は、SUVライクなアクティブなスタイリングと後席ドアが生み出す実用性を備えたクロスオーバーモデル。
『MINI クラブマン』は、ミニ史上最大となるボディサイズを誇るモデル。リヤゲート部には観音開きのドアを備え、独特のスタイリングを誇っている。
BMW『X1』が大変わりした。と言って外観から判断する限り、ほとんど変わっていないようにも見える。
ルーフが低い『Aクラス』が日本で発売を開始してわずか2年。新型として登場したAクラスは実質的には熟成を遂げたマイナーチェンジといえるだろう。パッと見た印象で変化したのはフロントフェイスで、ラインナップ全体が精悍な顔立ちに底上げされた。
エンジンルームを開くとまさしく城壁で囲まれたように、エンジンが中央に鎮座する。確かにここまで囲ってしまえば、音は出にくい。これ、新しいメルセデスベンツ『S300h』のエンジンルームだ。
『シビックタイプR』はとても良いクルマだった。そんな風に書いたのではほかのクルマと区別がつかないから、ちょっと大げさに表現するなら、感動するくらいに良く走るクルマだった。