6代目となるダイハツ『ムーヴ』が登場。スポーティなカスタムに追加された新グレード、ハイパーの最上級グレード、「RSハイパーSA」に試乗した。
6代目となるダイハツ『ムーヴ』が登場。従来どおり標準タイプとスポーティなカスタムの2本建てのラインアップとなった。
豊田自動織機は、軽自動車・小型車用の新型固定容量型スクロール式コンプレッサーを開発、ダイハツ工業の新型『ムーヴ』に採用されたと発表した。
試乗車は新型『ムーヴ』の「Xターボ “SA”」グレード。“非カスタム”のプレーンなスタイルで、エンジンは高性能タイプを搭載するモデル…という訳だ。
カスタムというと、やんちゃな走り系という印象が強かったけれど、走りと上質を掛け合わせた「ハイパー」が設定された。走りと高級感をバランスさせたこの新たなグレードは要チェックだ。
軽自動車の走りの質感という意味で歴代がハイトワゴンクラスをリードしてきた『ムーブ』が6代目に進化した。
今回のムーヴは本気だ。これまでの軽自動車は、ダウンサイザー対策と言いつつも、やってもデザインとか、インテリアの質感とか、ハンドルやシフトレバーの操作感というところで止まっていた。しかし、ついに根幹とも言える乗り心地に着手してきたのである。