スパイ騒動に関し、「自らは何も知らなかった」と身の潔白を主張していたマクラーレンのロン・デニス代表。しかしマックス・モズレーFIA会長はその主張が信用できないと語る。
マクラーレンのスパイ騒動発覚の発端となったのは、コフランが780ページに及ぶフェラーリの極秘文書をコピーしていることに気づいたコピー店の店員。フェラーリは彼に感謝の意を表するために、チーム本拠地へ特別に招待することにしたという。
マクラーレンの謝罪を受けて、来年2月14日に予定されていた世界モータースポーツ評議会の公聴会が正式にキャンセルされた。
フェラーリのデータを流用したことを認め、謝罪したマクラーレン・チーム。FIAはこのスパイ騒動は一件落着したものとしているが、ロン・デニス代表に関しては責任を取って辞任すべきではという声が上がっている。しかし当の本人にその気は全くない。
マクラーレン側からの正式謝罪を受け、FIAが一連のスパイ騒動の収束を宣言した。
マクラーレンが13日、突然声明を発表。フェラーリの情報を利用したことを認め、謝罪した。
マクラーレンがフェラーリから得た情報を2008年型マシンに利用していないかについての判定は来年2月決まることになった。