
富士重、単独決算を大幅下方修正、中期経営計画見直しへ
富士重工業は、2005年3月期連結及び単独決算の下方修正を発表した。新車販売が日米市場で苦戦しているのに加え、航空事業で特別損失も計上した。同社は、業績低迷で4月1日付け役員の大幅刷新を打ち出している。

富士重工、前期純利益を100億円下方修正
富士重工業(スバル)は21日、2005年3月期の連結業績予想について純利益を2月時点の予想である280億円から180億円に下方修正して発表した。

スバル車のサービス技術マニュアルなど制作する新会社
富士重工業は31日、スバル車のサービスマニュアルなどの各種技術資料を製作する新会社「スバル・インテリジェント・サービス」を設立し4月1日から業務を開始すると発表した。

【株価】トヨタ、一時金満額回答も続落
反発して始まったが、利益確定の売りに押され全体相場は続落。自動車株も全面安となった。トヨタ自動車はホンダに続いて今春の一時金を満額回答する見込みとなったが、40円安の4060円と続落。

【株価】米消費者情報誌でトップ…ホンダ、トヨタ、富士重が上昇
米消費者情報誌『コンシューマー・リポーツ』のテストで、10部門中9部門に日本車がトップに選出された。メーカー別では、ホンダが4部門、トヨタ自動車が3部門、富士重工業(スバル)が2部門という内訳。

【決算見通し】絶好調、まあまあ、ダメ…差が開いてきた
昨年の4月−12月期決算を通して、各社の通期業績予想をまとめてみた。国内市場はピークの1990年の4分の3規模。自動車メーカー各社の海外依存度の高さは、ますます鮮明になっている。もっとも、米国市場一辺倒の状況から様相は変わりつつあり、各社間で業績の跛行性が目立ち始めている。

【株価】利益確定売りにホンダが3日ぶり反落
昨年10−12月期のGDP(国内総生産)は市場の予想の範囲内。利益確定売りが優勢で、全体相場は4日ぶりに反落した。自動車株は高安まちまち。

【株価】失望売り、富士重工が大幅安
海外投資家や個人投資家の買いが入り、全体相場は小幅続伸。もっとも、昨年10−12月期のGDP(国内総生産)等の発表を翌日に控え、平均株価の値幅は40円程度にとどまった。自動車株は利益確定売りに押され、さえない動きとなった。

富士重第1−3四半期連結決算、下方修正
富士重工業(スバル)が発表した第1−3四半期(2004年4−12月期)連結決算は、売上高が前年同期比2.1%増の1兆504億円と増収だったが、営業利益が同25.7%減の264億円と大幅減益になった。

【株価】トヨタ新社長に期待の買い
反発して始まったが、結局は利益確定の売りに押され全体相場は小幅続落。自動車株は高安まちまち。トヨタ自動車は渡辺新社長への期待も加わり、60円高の4130円と続伸した。