「数値データの正確性を軽視する風潮が社内にあり、管理職が不正行為を黙認・看過していた」。「トヨタの監督下で自動車エンジン開発を進めていたため、現場の課題を自主的に解決する力が弱い『受託体質』が染みついていた」。
トヨタ自動車が豊田自動織機に委託した自動車用ディーゼルエンジン3機種の出力試験で不正があった。豊田自動織機とトヨタ自動車は、対象エンジンの出荷を一時停止し、当局への説明と適切な対応を進める。トヨタ『ハイエース』、『ランドクルーザー300』などが対象だ。
豊田自動織機はエンジンの認証での法規違反について特別調査委員会による調査を進めていたが、その結果を1月29日に、国土交通省をはじめ監督官庁に報告した。調査で新たに産業車両用の旧型エンジンを含む違反が明らかになり、一部の自動車用エンジンでも不正が判明した。
SUBARU(スバル)など6社は1月26日、デンソー製燃料ポンプの不具合によるリコールを国土交通省に届け出た。対象車両は合計32車種48万1827台。
車載用ミラーなどを手掛けるGentex(ジェンテックス)はCES 2024に出展し、赤外線イメージング技術を取り入れたセンシングや自動防眩機構を採用した電子サンバイザーなど、数々の最新技術を披露した。
JAFは、年末年始にクルマの使用が増えることを受け、車両点検の重要性を訴えている。前回の年末年始期間(2022年12月29日~23年1月4日)にJAFが出動した救援件数は5万3993件で、約11.3秒に1件の割合だった。
大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪があるとき、チェーン規制が実施されます。これは、大雪時に通行止めを実施する場合でも、タイヤチェーンを着けていれば通行できるようにすることで、積雪による通行止め時間を短くすることを目指している。
1月24日に東京ビッグサイトで開幕したオートモーティブワールド2024にて、自動車セキュリティに特化したハッキングコンテスト「Pwn2Own Automotive」が開催。コンテストは26日までの3日間で行われ、ハッキング成功者には脆弱性の重要度に応じた報奨金が支払われる。
ダイハツ工業とトヨタ自動車は1月24に、ダイハツ『キャスト』とトヨタ『ピクシスジョイ』の合計32万2740台について、ドアロックに不具合が発覚したため、リコールを発表した。
フランスの自動車部品メーカー、ヴァレオが2022年に世界の主要特許庁で公開された特許出願数でフランス企業の中で第1位にランクされた、と発表した。