電子情報技術産業協会(JEITA)は、2013年 9月の民生用電子機器国内出荷実績を発表。カーAVC機器は前年同月比9.6%増の582億円で2か月連続のプラスとなった。
ゼンリンデータコムがAndroid向けに提供している「いつもNAVI[ドライブ]2013年度版」は、圏外でも利用可能ないわゆるオフボード型のナビアプリケーションだ。2013年版ではスマートフォンの標準的なタッチ操作が取り入れられ、地図操作が従来より直感的でスムーズになった。
ホンダが「ITS世界会議2013」でデモ公開したのは、車車間/路車間通信を併用する「協調型自動運転」と、ショッピングなどでの利用を想定した「自動バレーパーキング」の二つ。いずれも決められた枠内でのデモ走行となったが、ホンダの自動運転への姿勢を見ることができた。
パイオニアが「ITS世界会議2013」で出展し、注目されたのが現行サイバーナビに搭載されて話題を呼んだ、「スマートループ・アイ」の能力を拡大活用させる『次世代のスマートループ・アイ』だ。
ゼンリンの100%子会社であるジオ技術研究所は、ITS世界会議2013で3Dグラフィック技術によって高度な地図描画を実現した3Dレンダリングミドルウェア「WAREM」を出展。直近から遠方までを1画面で表示させて、より利用用途の高い地図描画を見ることができた。
「ITS世界会議 東京2013」では試乗体験できるショーケースが数多く用意されている。その中で、既に一部エリアで運用されているDSSSの進化させた『次世代DSSS ~路車間通信による安全運転支援システムの体験~』のトヨタ車によるデモ走行に試乗した。
パナソニックのブースでは、3サイズのHUDが並べて展示してあった。そのうち最小のものは、20日に発売されるストラーダ用のHUDユニットだった。
ゼンリンデータコムは10月18日、同社が提供するAndroid向けアプリ「いつもNAVI[ドライブ]2013 年度版」が、クラリオンの車載ディスプレイオーディオ(純正メーカオプション)「C9CJ V6/A9C2 V6 200」と連携可能になったことを発表した。
アイシンのブースでは、ゲーム機のようなシミュレーターが3台設置されている。そのうち1台は6軸制御が可能な、まさにゲーム機のようなマシンだ。同社は、これで自社製品の技術や次世代カーのコンセプトを体験してもらおうという趣向だ。
ITS世界会議において、パナソニックは「anytime, anyone, anywhere」をキーコンセプトに、EVソリューションからレーダーセンサー、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、道路管理システムといった多岐にわたるITS関連技術/ソリューションを展示している。