自動車メーカーなどに勤める会社員の懐がちょっぴり温かくなっているそうだ。日経が主な上場企業191社の2013年度の平均年収を計算したところ、日産自動車やマツダが1割増と、業績が好調な自動車の改善が目立ったという。
上場企業の2014年4~6月期の決算発表が相次いでいる。きょうの各紙もそれぞれの業種での決算内容を分析した記事が際立つ。
トヨタ自動車が発表した2014年上期(1~6月)の日野自動車、ダイハツ工業を含むグループ販売台数の合計が前年同期比3.8%増の509万7000台に達したそうだ。
低運賃の導入など航空行政に風穴を上げたことでも話題になった国内3位の航空会社スカイマークが欧州旅客機大手エアバスから導入予定の超大型旅客機「A380」について、購入契約の解除を通告されたという。
経団連の関連団体の財団法人・経済広報センター(会長・榊原定征経団連会長)が、優れた企業広報を実践している企業、個人を表彰する第30回「企業広報賞」を選出した。
全日本空輸(ANA)が、自動車など日本企業の進出が著しいメキシコに直行便を就航させる方向で検討を始めたそうだ。
消費増税に伴う駆け込み需要の反動減について、「想定内」を連発して強気の構えをみせていた自動車業界だが、どうも最近の報道によると「想定以上の苦戦」という活字がチラつきはじめている。