日産自動車は8日、コンパクトワゴンの『キューブ』をモデルチェンジして発表・発売した。先代(初代)は40万台を販売するヒットモデルとなり、「ハイトワゴン」というジャンルを市場に定着させた。2代目となる新型の商品コンセプトは「マジカル・ボックス」
新型『ランドクルーザー・プラド』には、4輪のブレーキを独立して制御する「アクティブ・トラクションコントロール」が搭載されている。さらには車輪の回転方向まで検知する「アクティブ車輪速センサー」も装備。
新型『ハイラックスサーフ』のSUVながら地を這うような低めのスタイルは非常にスタイリッシュで、軽快感を主張している。室内もRVというよりは乗用車的。
右前と左後ろ、左前と右後ろを連結し、「X-REAS」としたもので、それぞれのダンパーが連動し、漸進的に減衰力を調整するしくみ。これにより、前後たすきがけになった無段階スタビライザーのような役目を果たすのだ。
今、新型の『ランドクルーザー』シリーズにユーザーから最も求められている機能。それは動力性能の向上でも快適装備の充実でもなく、盗難防止を含めたセキュリティシステムであることに間違いはないだろう。
元々は違うルーツを持つ『ランドクルーザー・プラド』と『ハイラックス・サーフ』だが、今回のモデルチェンジでは同じプラットフォームを採用した。搭載されるエンジンも全く同じラインナップだが、その差異はどこに現れているのか。
新型『ランドクルーザープラド』のセンターデフには、新開発されたトルセンLSDが採用されている。これまでのものと違い、前後のトルク配分を非対称にできるのが最大の特長で、搭載されたのは今回が世界初となる。