時代のキーワードは「サスティナビリティ」。第40回東京モーターショー2007が10月24日 - 11月11日、千葉市の幕張メッセで開催された。このさき人類と共生可能な、持続可能な車は提案できたか。
第40回東京モーターショーのダイハツブースには、「市販予定車」という形で新型『タント』が登場した。注目はなんといっても、両側スライドと軽自動車初の助手席側のBピラーレスを実現したパッケージング。
デトロイトモーターショーにエコカーとしてダッジブランドから登場するのは、未来的なシルエットのスポーツワゴン『ZEO』(ゼオ)コンセプトだ。
クライスラーがデトロイトで「エコカー」として発表するコンセプトの2台目は、全長わずか153インチ、というコンパクトサイズのジープ『レネゲード』。153インチ、というのは『MINI』とほとんど変わらないサイズだ。
クライスラーグループは来年1月のデトロイトモーターショーで3台のデザインコンセプトカーを発表する。クライスラーとしては初の「エコフレンドリー」をテーマとしたコンセプトで、他のメーカーに遅れをとった分を取り戻す勢い。
メルセデスベンツ『シルバーフロー』はマイクロメタリックを磁場でアレンジすることにより、あらかじめ選んだ様々な形に車を組み立てることができる。使わない時は分解して簡単に保管できる(ロサンゼルスモーターショー、デザインチャレンジ)。
『マスタング』のシンボルとも言える馬のエンブレムをあえて外した、レトロフィットデザインのフォード「マスタング・ブリット」。来2008年1月から限定7700台で予約販売が始まる。
第40回東京モーターショーの会場において、その静粛性向上技術で注目されているのが、トーヨータイヤのブランドで知られる東洋ゴム工業が神戸大学との産学協同開発で生み出した電磁アクチュエーターだ。
マツダ『SEQ CHAPTER MotoNari rx 2057』の「モトナリ」というネーミングは戦国武将の毛利元就からとったもの(ロサンゼルスモーターショー、デザインチャレンジ)。
ユーザーが望む真にフレキシブルなコンセプトとして作られたソーラーハイブリッド、ホンダ『124』。個々のコミューティング・マシーンが時には結合し、複数での移動も可能となる(ロサンゼルスモーターショー、デザインチャレンジ)。