オペルの開発センター(ドイツ、リュッセルスハイム)はこのほど自動車業界最速のスーパーコンピューターを導入、稼動を始めた。IBM の「p」シリーズ「e」サーバー『p690“レガッタ”』 の最初の欧州導入であり、自動車業界での最初の採用である。
長春第一汽車と上海大衆汽車(両方の名を取って一汽大衆)の中国フォルクスワーゲン(VW)グループは、中国で初めて小型モデルを生産することになった。ヨーロッパや日本ではすでにお馴染みの『ポロ』だ。
フィアットの第3世界向け小型車、『派力奥』(パリオ)が来年6月から中国で生産されることになり、上海国際モーターショー会場で発表セレモニーが行われた。イタリアのフィアット・アウト社と中国・南京の地元メーカーとの共同プロジェクトは、合弁会社設立から6年を経てニューモデルの生産許可にこぎつけた。
マツダは10日、『RX-7』に特別仕様車「タイプRバサースト」を設定し発売した。車高調整が可能な専用ダンパーなどを標準装備し、価格をベース車より15万円引き下げた。今夏に限定特別仕様車として発売した「タイプRバサーストR」をカタログモデル化したもの。
日産自動車の関連会社オーテックジャパンは、日産の『アトラス10』をベースにした『ベンディングサービスカー』を新たに設定し、10日から発売した。価格はガソリンエンジン仕様の4ATが311万9000円、ディーゼルエンジン仕様の2WD/5MTが299万円。
フォード・ジャパン・リミテッドは、『フェスティバ・ミニワゴン』と『イクシオン』に装備を充実した特別仕様車を設定して10日発売した。前者がマツダ『デミオ』、後者が『プレマシー』のOEM(相手先ブランドよる供給)となる。
膨大な赤字を抱えて広州プジョーの経営が行き詰まったのは3年前。その工場設備を丸ごと買い取り、雇用を守り、広州市に対するプジョーの借金まで肩代わりした日本のホンダは、広州人にとっては英雄企業である。
『我来也』(ガライヤ)は日本国内で自動車として認められる形式認証に必要な衝突試験を行なっていない。開発責任者でオートバックス・スポーツカー研究所(ASL)の解良喜久雄・取締役は、「危ないとは認識していない」と説明する。
MGローバーが開発中のミドルクラスの生産目標を、30%も削減したらしいという噂が流れている。部品の価格交渉に失敗したらしい。