『MX-30』と名の付くクルマが誕生したのは2019年のこと。日本市場に最初に投入されたのは24Vのマイルドハイブリッド仕様だった。
背が高く頭でっかち。カーブではさぞや左右にふられるであろうと思ったら、やはり期待通りのふれ感である。ぼよんぼよんと、効果音が頭に鳴り響く。
ふり返れば、『e-tronスポーツバック』と名のっていた頃は、A、Q、S、SQにRSらに代表されるアウディのラインナップ・ロジックのどこにも属さないで「e-tron」であること、つまりBEVであることを強く主張している分、とっつきにくかった覚えがある。
スズキ『GSX-S1000』をプラットフォームに、ロングストロークの足回りとウィンドプロテクション効果の高いフェアリングを纏った『GSX-S1000GX』が登場した。ミラノショーでの発表からわずか数週間。ポルトガル・リスボン近郊にてその走りを検証する。
まずひと目で『スペーシア』とわかるデザイン、それと室内の機能、レイアウトも考え抜いた。新型の1番の魅力は?と言われても1つではなく全部です……とチーフエンジニア・鈴木猛介(すずき・たけゆき)さん。
今回のワンポイント確認は、「あのロータリーエンジンが復活したけれど、発電だけに使うってどういうこと?」である。
すでにお馴染みとなったメルセデス・ベンツのEQシリーズ。今回テストドライブしたのはEQE SUVで、これでコンパクトサイズからフルサイズまでオールラインナップが揃ったことになる。
『750S』はマクラーレンのラインナップにおいて、一部の限定車群を除けば最もハイパフォーマンスなスーパースポーツという位置づけのモデルとなる。前身は22年いっぱいまで生産されていた『720S』だ。その去就が注目されていた後継モデルは、激動の時代を戦うために熟成という手法を採った。
今回のワンポイント確認は、「パン屋さんみたいなカングーは、ふつうに使っても使いやすいの?」である。
フォルクスワーゲンのCセグメントコンパクト、第8世代『ゴルフ TDI R-Line』を駆っての3700kmツーリング。前編は総論およびシャシー性能について述べた。後編はまずパワートレインのパフォーマンスから。