『セレナ』は日産が2年半振りに投入したフルモデルチェンジ車だった。これだけ長い間、新型車やフルモデルチェンジがなかったのだから、日産の国内市場への取り組み姿勢に全く力が入っていなかったのが分かる。
マツダの屋台骨を支える主力モデルに成長したクロスオーバーSUVの『CX-5』が初めてのモデルチェンジを断行した。初代が大ヒットしたこともあり、2代目は正常進化の方針をとっている。
2016年にマイナーチェンジされたレクサス『IS』。足まわりのリフレッシュを行ったISは、上質な乗り心地を手に入れるとともに、走りの正確さも増した。
リトラクタブルハードトップを備え、ロードスターの新たな世界を提案する『ロードスターRF』。タルガトップ風ながらオープンエア感覚はそのままに、2リットルエンジンの余裕あふれる走りが魅力の新型を360度カメラで撮影、VR動画としてお届けする。
ミリタリーマニアが「エッ!?」と驚きそうな車名。しかし実車は至って平和目的のためのファミリーカーで、ネーミングも“水槽=たくさんの物を積み込める空間をイメージ”したものだという。
小さなボディに骨太な意志。ぐっとくる面構え。クーペゆえの大きめなドアを開けるとずしりと重く、乗り込んで締めると完全に下界と空気が遮断される。
今年2月に発売されるマツダのCDセグメントクロスオーバーSUV、新型『CX-5』の先行雪上試乗会が北海道にあるマツダの耐寒試験場、剣淵テストコースで行われたので、インプレッションをお届けする。
後ろの荷物用のドアを開けたとたん目をみはる。床の位置がとんでもなく低いところにある。地上から335mmといったら、小学生時代に慣れ親しんだ30センチ物差し+ちょいちょいではないか。
去に『XC90』はデビュー当時最上級だった「T6」、そして追加投入されたハイブリッドの「T8」に試乗した。そして今回乗るのは素のXC90ともいえる「T5」である。
「新色です」と推され、実車も見ずに選んだ試乗車だった。“ディープクリムゾンマイカ”と呼ぶ、何とも渋めのボディ色。色調はかなり違うが反射的にユーノス『500』のイメージ色だったメイプルレッドマイカを思い浮かべる。