三菱自動車は、21日から23日まで、パシフィコ横浜展示ホールで開催される自動車技術展「人とくるまテクノロジー展2003」にテレマティクス実験車『iTディオン』を出展すると発表した。iTディオンは、クルマのホットスポット、クルマの遠隔モニター&操作、クルマのホームページなど、ユビキタス時代のカーライフを提案する実験車だ。
ロジクールは15日、ロサンゼルスで開催中のE3(Electronic Entertainment Expo 2003)で初公開された『グランツーリスモ4』(以下GT4)に合わせ、専用コントローラー『GT FORCE Pro』(仮称)を発表した。
三菱自動車は、19日から22日まで、名古屋国際会議場で開催される第18回自動車安全技術国際会議(ESV2003)に先進の安全技術を搭載した『コルト安全実験車』を出展すると発表した。
後方から猛スピードで迫ってくる乗用車が「自分にケンカを売っている」と勘違いし、急ブレーキを掛けて追突事故を誘発して後続車のドライバーを死亡させた32歳の男に対する論告求刑公判が14日、静岡地裁で開かれた。
先代の『シャリオ・グランディス』は、ホンダ『オデッセイ』を仮想敵として真っ向勝負を挑んだクルマだった。スリムでどこか女性的なイメージも感じさせるオテッセイに対し、シャリオ・グランディスは威風堂々とした男性向けミニバンだったといえる。
富士重工業は、67歳の田中毅代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)が退任する人事を発表した。6月25日に開く株主総会後の取締役会で正式に決定する。田中会長兼CEOの退任後は、会長職は置かずに、CEOは、竹中恭二代表取締役社長兼COO(最高執行責任者)が兼務する。
日本自動車工業会は15日開いた通常総会で、下平隆氏が常務理事に就任する人事を発表した。6月1日から就任する。下平氏は国土交通省出身。牙城を崩した国土交通省と既得権を守りたい経済産業省との熱い戦いに発展しそうだ。
三菱自動車の社内には開発中の新型車を女性の目でチェックするという“女性評価チーム”が存在する。『コルト』以後の新型車開発にはタッチしているという。もちろん今回発売された新型『グランディス』でもチームが提案した改良点は数多く存在する。
富士重工業が発表した2003年3月期の単独決算は、売上高が前年度比1.0%減の9122億円、営業利益が同21.3%減の501億円と減収減益となった。減収は2年連続、減益は2年ぶり。
富士重工業が16日発表した2003年3月期連結決算によると、売上高は前年度比0.7%増の1兆3723億円となり、過去最高を記録した。海外の新車販売が好調だった。営業利益は同23.7%減の675億円だった。これは、国内の新車販売が低迷して、とくに『レガシィ』がモデル末期だったことが影響した。軽自動車『プレオ』もモデルが古くなっており、落ち込んだ。