17日の首都圏の電力需給は、振り返るとぎりぎりの攻防だった。緊急会見で危機を訴えた閣僚の一人、海江田万里経産相が翌日会見で深々と一礼した。
東京電力の藤本孝社長は20日以降の計画停電の実施について、同日会見した。20日の停電は中止。21日は「節電効果を見込んでも、(電力消費は)前2日間とはかなり変わるだろう」という見通しを示した。
エクソンモービル・ジャパンは、政府による緊急用途向け燃料供給要請に対応、東燃ゼネラル石油の和歌山工場と極東石油の千葉製油所から今後数日間をかけて200リットルドラム缶入りの灯油と軽油数百本を被災地用に順次トラックで輸送する。
最近、急速にラインナップを拡大中のアウディ。同社が今度は『Q6』を開発しているとの情報を入手した。
東京電力(清水正孝社長)は19日18時現在、20日の計画停電を全グループで実施しない方向で検討している。
国土地理院は19日、宮城県石巻市に設置された電子基準点「牡鹿」の変動データを公表した。「牡鹿」は震災による損傷を免れた震源地にいちばん近い地点に設置されている。
東日本大地震で港湾や道路が被害を受けたため、フェリー航路にも影響が出ている。
出光興産は、3月19日から出荷したガソリンなどの石油製品の卸価格を震災前の卸価格である前週と据え置きとした。
コスモ石油は、千葉製油所から海上出荷の準備に入ったと発表した。
昭和シェル石油は、東北地方への石油製品の出荷を増強する。油槽所の稼働時間の延長するとともに、西日本地域などからタンクローリーの応援を手配して配送体制を強化する。