日野自動車の鈴木敏也執行役員は、14日に公表した2012年3月期の業績予想で4期ぶりの連結最終黒字を見込んでいることについて「奇想天外なことではない」との考えを示した。日野の今期の最終損益予想は120億円の黒字。前期は100億円の赤字だった。
住友ゴムグループのファルケンタイヤヨーロッパは、6月23~26日にドイツで開催される世界最大級のツーリングカーレース「第39回ADACチューリッヒ24時間耐久レースinニュルブルクリンク」に参戦すると発表した。FALKENブランドをPRするのが狙い。
ホンダの池史彦取締役専務執行役員は、14日の業績予想発表の席上、業界のなかでも4輪車の生産回復が遅れ気味になっていることについて「(震災影響の)基本的なところは各社同じだろうが、適用部品や在庫状況の違いなどがあったのではないか」と語った。
ホンダは14日、公表を見送っていた2012年3月期の連結業績予想を発表した。4輪車の国内生産は今月下旬からほぼ正常化するものの、通期の世界生産は前期比6%減の335万台にとどまり、営業利益は同64.9%減の2000億円の予想とした。
放射能の問題は、被災車両についても深刻な影響をもたらしている。さまざまな素材と技術が凝縮された資源のかたまりともいえる自動車。被災車両がリサイクルできる資源となるか、放射性廃棄物となるかは、汚染の状態に大きく左右される。
震災から3か月が過ぎた。被災した車両に対する補償の問題は引き続き課題となっている。関係省庁や団体、自治体では手探りの取り組みが続く。
富士重工業は6月14日、スバル『レガシィアウトバック』に特別仕様車「2.5i/2.5iアイサイト Sパッケージ・リミテッド」を設定し、発売した。
富士重工業(スバル)は6月14日、自動車製造部門の夏季長期休暇について部品供給の見通しが立ったことから予定より短縮して10日間にすると発表した。
日野自動車は6月14日、部品調達の目処付けに伴って6月上旬から全工場で生産が正常化したと発表した。
独立行政法人国立高等専門学校機構は6月14日、「東日本大震災で被害を受けた受験生への特例措置」について発表した。