ドゥカティは11月2日、イタリア・ミラノで開催された「EICMA 2026」のプレスイベントにおいて、5つの完全新型モデルを発表した。
EICMAで初公開された新型モデルのうち、『ディアベル V4』2027モデルは「マッスルロードスター」コンセプトをさらに進化させたモデルだ。168psのV4グランツーリスモ・エンジンに新しい電子制御システムとドゥカティ・クイック・シフト2.0が組み合わされている。
ドゥカティ ディアベル V4新たにラインナップに加わったSバージョンには、オーリンズ製SmartEC-3セミアクティブ電子サスペンション、リチウムイオン・バッテリー、グリップヒーター、専用アルミホイールが装備されている。また、6.9インチTFTディスプレイやターン・バイ・ターン・ナビゲーションも標準装備されている。
『デザートX ラリー』2027モデルは、890ccのV2エンジン、新開発の専用モノコックフレーム、フルフローター式リア・サスペンションを採用した新プラットフォームをベースとする。エンジンは110ps・92Nmを発生し、ドゥカティ史上最軽量の2気筒エンジンとされる。
ドゥカティ デザートX ラリー
サスペンションにはプロ仕様KYB製の長ストローク品が採用され、フロントには48mm径インナーチューブにカシマ・コーティングまたはDLCコーティングを施したクローズドカートリッジ式競技用フォークが装備されている。ホイールは21インチフロント・18インチリアのエキセルリム製プロフェッショナル・チューブレスリムが採用されている。
さらにリミテッドエディションとして3モデルも初公開された。
ドゥカティ パニガーレ V4 SP『パニガーレ V4 SP』2027モデルは、218psのデスモセディチ・ストラダーレ・エンジンにニュートラルロック付きレーシング・ギアボックス、カーボンファイバー製ホイール、STM EVO-SBK乾式クラッチを組み合わせたシリアルナンバー付きモデルだ。
『パニガーレ V2 SP』は、可変バルブ・タイミング・システムを備えた120psのV2エンジンを搭載し、FIMスーパースポーツ世界選手権参戦を目的に開発されている。
『ストリートファイター V4 SP』は214psのデスモセディチ・ストラダーレ・エンジンを搭載し、カーボンファイバー製ホイールや乾式クラッチを備えたシリアルナンバー付きのネイキッドモデルだ。
ドゥカティ ハイパーモタード 698 Mono RVEとハイパーモタード V2 RVEそのほか、『ハイパーモタード 698 Mono RVE』および『ハイパーモタード V2 RVE』の2モデルが新たにラインナップに加わっている。698 Mono RVEには型式認証済みテルミニョーニ製サイレンサーが標準装備されている(一部市場を除く)。
また、『Xディアベル V4 ブラックエディション』『ムルティストラーダ V2 スポーツリバリー』『スクランブラー フルスロットル』の各2027年モデル新カラーリングも発表された。さらに、エンデューロモデル『デスモ250 EDS』のプレビューも行われ、2027年夏にヨーロッパのディーラーで販売が開始される予定だ。
創業100周年を記念した特別展「100 YEARS、100 STORIES」はEICMA会場のサウス・エントランスに設置され、『スーパーパニガーレ V4 センテナリオ トリコローレ』や歴代レース優勝マシンなど選りすぐりの名車が展示されている。この特別展はEICMA 2026の開催期間中、一般に公開される。
EICMA 2026で新型5モデルを発表したドゥカティ









