ドゥカティ『パニガーレ V4』2027年モデル発表、V4エンジン改良で218ps達成・最高速12km/hアップ

ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル
  • ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル
  • ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル
  • ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル
  • ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル
  • ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル
  • ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル
  • ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル
  • ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル

ドゥカティは10月15日、2027年モデルの『パニガーレ V4/V4 S』を発表した。エンジン、シャシー、エレクトロニクスの全面的なアップデートにより、イタリアのヴァレルンガ・サーキットでのテストで従来モデル比0.4秒のラップタイム短縮が確認されている。日本での発売は2027年4月を予定。

【画像】ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル

心臓部のデスモセディチ・ストラダーレ・エンジン(1103cc)は、エグゾースト・システムの改良、新設計の大流量エア・インテーク(300km/h走行時で空気圧+0.6%)、潤滑油回路の流量再調整により、Euro5+認証仕様での最高出力が218ps(+2ps)に向上している。

ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデルドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル

特に12000~14000rpmの出力が改善され、13000rpmではピークパワーが3.5ps増加した。また最終減速比の変更(2.563から2.471)と合わせ、2速から5速のレブリミットが15000rpmに引き上げられ、最高速度は12km/h向上している。ヴァレルンガでは1周あたりのギアチェンジ回数が2回削減される効果も確認された。

シャシー面では、フロント・フレームの横方向剛性が12%低減され、深いバンク角でのタイヤ接地性とフロントエンドのグリップが向上している。ホイールベースも8mm短縮され、コーナー切り返し時の俊敏性が高まった。パニガーレ V4 Sには、サーキット走行向けに10mm高く設定可能な新しい調整式クリップオン・ハンドルも採用されている。

ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデルドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル

エレクトロニクスでは、ドゥカティ・ビークル・オブザーバー(DVO)アルゴリズムを用いてリアホイールの実負荷に応じてエンジンブレーキを自動調整する「ダイナミック・エンジン・ブレーキ(DEB)」が新搭載された。さらに減速時のリアホイールの制動力を高める「レース・ブレーキ・コントロール(RBC)」も初採用されており、両システムの連携によりブレーキングポイントを遅らせ、コーナー進入速度の維持と効果的なライン取りが可能になっている。

パニガーレ V4 Sの主要スペックは、最高出力218ps(13500rpm)、最大トルク120.6Nm(11000rpm)、装備重量187kg(燃料除く)。サスペンションはオーリンズ製NIX30フォーク、TTX36リアショック、ステアリングダンパーをいずれもSmart EC 3.0電子制御システムと組み合わせて搭載。ブレーキはブレンボ製Hypureモノブロックキャリパー、タイヤはピレリ製ディアブロ・スーパーコルサV4(リア200/60)が装着されている。ディスプレイは8:3のアスペクト比を持つ6.9インチフルTFTメーターパネルに刷新された。

ドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデルドゥカティ パニガーレ V4 2027年モデル

パニガーレ V4(標準モデル)は装備重量191kg(燃料除く)で、サスペンションにショーワ製43mm径フルアジャスタブル・ビッグピストン・フォーク(BPF)とザックス製フルアジャスタブル・モノショックが採用されている。

オプションとして、アクラポヴィッチ製フルレーシング・エグゾーストPROも用意されており、出力を11ps・トルクを7Nm向上させつつ車重を6.6kg軽量化できる。パニガーレ V4 Sでは、ドゥカティのボルゴ・パニガーレ工場でカラーやコンポーネントを選択できる「ドゥカティ・ファクトリー・メイド・プログラム」も利用可能だが、日本市場への導入時期は未定とされている。

《ヤマブキデザイン》

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集