トヨタGAZOOレーシング、2027年ダカールラリーに燃料電池車『DKR GR FCハイラックス』で参戦! 走行テスト開始

トヨタGAZOOレーシング『DKR GR FCハイラックス』とドライバーのダニア・アキール
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  • ダニア・アキール選手
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トヨタGAZOOレーシングが、トヨタ『DKR GR FCハイラックス』の車両製作を完了し、2027年ダカールラリーへの燃料電池自動車(FCEV)での参戦に向けた走行テストを開始した。ドライバーにはサウジアラビア出身のダニア・アキールが選出されている。

【画像】トヨタGAZOOレーシング『DKR GR FCハイラックス』とドライバーのダニア・アキール

GAZOOレーシングは、新技術の実験車両を対象とする「Dakar Future Mission 1000」カテゴリーへの参戦を表明している。これはトヨタとして初めて、水素を燃料とするFCEVによる本格的なモータースポーツ競技への挑戦となる。

DKR GR FCハイラックスの開発は、ベルギー・ブリュッセル近郊のトヨタ欧州R&Dセンター、Overdrive Racing、ドイツ・ケルンのTOYOTA RACING GmbH、そしてトヨタ自動車が連携して進めた。DKR GRハイラックスと同じプラットフォームをベースとし、チューブラーフレーム、セーフティセル、サスペンション、ブレーキが活用されている。

トヨタGAZOOレーシング『DKR GR FCハイラックス』トヨタGAZOOレーシング『DKR GR FCハイラックス』

パワートレーンには燃料電池スタック2基を組み合わせたツインスタックシステムが搭載され、システム出力は400kW。燃料にはトヨタ『MIRAI』と同じ高圧水素タンク4本(合計8.4kg)が採用されている。走行時にテールパイプからCO2は排出されない。

車体寸法は全長4500mm、全幅2300mm、全高2100mmで、車両総重量は2500kg未満。ボディにはカーボンファイバーに加え天然繊維パネルが採用されているほか、専用eアクスル、IAV Dragoon ECU、新たな高電圧冷却システムといった革新的なソリューションも導入されている。タイヤには悪路走破性を追求し、耐久性・耐摩耗性を向上させたトーヨータイヤの「OPEN COUNTRY M/T-R」が装着される。

トヨタGAZOOレーシング『DKR GR FCハイラックス』とドライバーのダニア・アキールトヨタGAZOOレーシング『DKR GR FCハイラックス』とドライバーのダニア・アキール

ドライバーのダニア・アキールは2021年にラリーレイドでのキャリアを開始。初出場のダカールラリーでT3クラストップ10入りを果たし、2025年にはチャレンジャーカテゴリーでステージ優勝を達成した。2024年・2025年にはFIA中東バハカップを2度制するなど、実績を積み重ねてきた選手だ。

同プロジェクトはトヨタのマルチパスウェイアプローチの一環として位置づけられており、モータースポーツの現場で得られる知見を将来の市販車や燃料電池用途の開発に活かすことを目指している。オフィシャルスポンサーのJameel Motorsport、パートナーのデンソー、トーヨータイヤ、IAVが支援する。

《ヤマブキデザイン》

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