日野自動車は10月2日、電気バス『ブルーリボンZ EV』について、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。インバータの不具合により、走行不能となるほか、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
不具合の部位は電気装置(インバータ)。電力変換装置であるインバータの基板のはんだ付け工程が不適切なため、正しくはんだ付けされていないものがある。
熱膨張と収縮の繰り返しによってはんだ部分に亀裂が生じると、端子部の接触が不安定になり、制御信号が乱れる。その結果、インバータ内部で短絡が発生し、EVシステム異常警告灯が点灯して走行不能となるおそれがある。
また、短絡によって車両の制御回路が損傷すると、連続通電によってハーネスなどが発熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善箇所改善措置として、対象車両すべてのインバータを良品に交換する。併せて故障コードを点検し、関連する異常がないことを確認する。
リコール対象はブルーリボンZ EV(型式ZAC-KV828L1)の1車種、計4台。製作期間は2025年3月12日から12月23日まで。
これまでに不具合の発生は0件で、事故も報告されていない。




