ゼンリン、地理空間情報×AI技術で社会課題解決へ…CEATEC 2026

一般社団法人LBMA Japanの「LBMAパビリオン」内にゼンリンブースを出展
  • 一般社団法人LBMA Japanの「LBMAパビリオン」内にゼンリンブースを出展
  • 多様な交通データをひとつの地図に集約し、移動状況を可視化
  • 建物リスクと時間帯別人流を統合し、人的被害リスクを動的に可視化
  • スマホを設置の巡回車両がクラウド上に撮影データを自動アップロード AIが自動検知した道路損傷情報の地図データ上での確認が可能

ゼンリンは、2026年10月13日(火)から10月16日(金)まで幕張メッセで開催される「CEATEC 2026」に出展する。

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一般社団法人LBMA Japanが運営する「LBMAパビリオン」内の共同出展ブースにおいて、「地理空間情報×パートナー共創による社会課題の解決」をテーマに、ゼンリンの高精度な地理空間情報とパートナー企業・グループ会社のデータやAI技術を組み合わせた複数の共創事例を紹介する。

■出展背景

ゼンリンは中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」で掲げる「企業共創」の方針のもと、多様な企業・団体が持つデータ・技術・知見と自社の地理空間情報を掛け合わせ、新たな価値の創出に取り組んでいる。

今回の出展では、災害リスクの可視化やインフラ維持管理の効率化など、パートナー企業との連携による課題解決ソリューションの具体的な事例を紹介する。

■出展内容1:交通量を可視化する「KUMATREM」(クマトレム)

ゼンリンが参画する特定非営利活動法人ITS Japanが提供する情報サイト「KUMATREM」(クマトレム)を紹介する。

2026年に発生した熊本地震の発災前後における交通量の変化や通行実績を可視化するサービスで、ゼンリンの詳細な道路ネットワークデータと、パートナー企業各社が持つ車両走行実績データや渋滞情報などを組み合わせて構築した。

トムトム、日野コンピューターシステム、日野自動車、みずほ総合研究所、一般財団法人道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター)などとの共創により、複数の交通データをワンストップで可視化・分析できる環境を実現し、被災地域周辺の交通状況の多面的な把握を支援した。

■出展内容2:「動的リスクマップ」

ゼンリンの建物・道路などの地理空間情報と、パートナー企業が持つ人流データの分析ノウハウを組み合わせた「動的リスクマップ」の取り組みを紹介する。

建物の構造や築年数から捉える建物リスクと、時間帯ごとに変化する人流データを統合することで、従来の静的な災害リスク評価では把握が難しかった人的被害リスクの時間的変化を可視化する。防災・減災に向けた新たな活用可能性を検証するもので、ジオテクノロジーズと連携している。なお、使用する人流データはプライバシーを保護した匿名加工済みの位置情報データである。

■出展内容3:AI道路損傷検知サービス「RoadManager」

スマートフォンを巡回車両に設置して走行するだけで、AIが撮影画像から道路損傷を自動検知する道路維持管理サービス「RoadManager」を展示する。

検知した損傷は位置情報・画像とともに地図データ上で管理でき、点検業務の効率化やデータに基づく修繕計画の検討を低コストで支援する。アーバンエックステクノロジーズと連携している。

■セッション登壇

10月14日(水)15時50分から16時15分まで、幕張メッセ Eステージにて「共創とAI活用で拓く、地理空間情報の未来」と題したセッションにも登壇する。公共ソリューション事業本部長の礒尚樹氏らが、地理空間情報やAI技術を社会課題の解決に活用するゼンリンの取り組みを紹介する予定だ。

《森脇稔》

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