「H.C.R.2026 第53回国際福祉機器展&フォーラム」が10月7日、東京ビッグサイトで開幕した。9日までの3日間、国内外の企業・団体が最新の福祉機器や介護テクノロジーを展示する。
H.C.R.は1974年に始まった、アジア最大級の福祉機器の国際展示会だ。53回目となる今回は、海外企業44社を含む382社が出展し、約12万人の来場を見込む。全国社会福祉協議会と保健福祉広報協会が主催する。
会場は東京ビッグサイトの東1、2、3、7、8展示ホール。開催時間は10時から17時までで、最終日の9日は16時までとなる。入場は無料で、事前登録制だ。
●展示分野は17カテゴリー
展示対象は、高齢者や障害者(児)の日常生活の自立促進と社会参加を支える福祉機器、リハビリテーション機器、介護機器・用品など。
展示分野は17カテゴリーに分かれる。移動機器・移動補助製品、福祉車両・関連機器、ベッド用品、入浴用品、トイレ・おむつ用品、衣類・着脱衣補助用品、コミュニケーション・ソフトウェア機器、センサー・見守り機器、建築・住宅設備などを展示する。
このほか、リハビリ・介護予防機器、義肢・装具、日常生活支援用品、介護等食品・調理器具、施設環境設備・災害対応設備・用品、感染症等予防用品、福祉サービス向け経営・ケア管理システム、出版・福祉機器情報も対象だ。
●幅広い層が集まる
H.C.R.の特徴は、福祉機器を利用する当事者から、介護・医療の専門職、機器を開発・販売する企業まで、幅広い層が集まること。
主な来場者として、福祉機器利用者のほか、ケアマネジャー、福祉用具専門相談員、介護福祉士、社会福祉士、ホームヘルパー、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、医師、看護師、栄養士、保育士などを想定する。福祉・介護事業の経営・管理者、製品の開発・販売企業、行政関係者、福祉人材養成校の学生なども訪れる。
2025年の来場者は12万1137人だった。来場者には福祉・介護関係者だけでなく、一般利用者、販売業、メーカーなども多く、福祉機器の選定や購入に関わる層が集まる展示会となっている。
会期中は製品展示に加え、福祉・介護分野の最新動向を扱うセミナーや国際シンポジウムなどを開催する。「テクノロジー×ケア展」では大学や研究機関による先端技術や試作品を紹介するほか、「“もしも”に備える防災展」「排泄ケア情報プラザ」「こども広場」などの企画展示も実施している。
リアル展と並行して「H.C.R.Web2026」も開催。こちらの会期は9月1日から11月13日までだ。










