極東開発工業は9月10日、計量装置付きごみ収集車『スケールパッカー』シリーズの新機種として、新開発の小型ビーム式デジタルロードセルを採用した「新型ビーム式 スケールパッカー」を発売した。
計量精度±10kgを確保しながら、標準車と同水準の投入口地上高や最大積載量を実現したという。廃棄物処理の有料化や過積載防止規制の浸透を背景に、計量装置付きごみ収集車の需要は拡大している。
極東開発工業は2002年からビーム式の「スケールパッカー」を販売してきた。高い計量精度を特徴とするいっぽう、計量装置を搭載しない標準車に比べ、投入口の地上高が高くなることや、最大積載量が減ることが課題だった。
新型では、従来のビーム式が持つ計量精度を引き継ぎながら、2022年発売のシャフト式スケールパッカーで得たロードセルの小型化・軽量化の知見を取り入れた。新構造により、標準車と同水準の投入口地上高と最大積載量を確保した。
新開発の小型ビーム式デジタルロードセルにより、計量精度は±10kgを実現。傾斜角5度未満を想定した傾斜地でも、高い計量精度を維持するという。また、ロードセル本体の小型化とレイアウトの改良によって、標準車と同水準の全高・全長を確保した。最大安定傾斜角度(転角性能)と機動性、作業性も向上させた。
さらに、フレーム構造とロードセルのレイアウトを最適化し、強度を確保しながら大幅な軽量化を図った。これにより最大積載量を確保している。従来製品では対応できなかった2tプレスパック「GB43-220」と、高容積プレスパック「GB69-230H」「GB83-230H」にも搭載できるようになった。
新型ビーム式 スケールパッカーは、プレス式ごみ収集車「プレスパック」と、回転板式ごみ収集車「パックマン」(排出板押出式)の主要モデルに対応するオプションとして設定する(対象外モデルあり)となる。
消費税別オプション価格は、4t車が351万円、2t車と3.5t車が338万円。シャシとごみ収集車本体の価格は含まれない。








