「SDV時代の競争力を強化へ」Astemo、東京・八重洲に新本社…3フロアをつなぐ「内階段」に込めた想いとは

Astemo 人事統括本部の菊地敏明氏。新本社のエントランスにて
  • Astemo 人事統括本部の菊地敏明氏。新本社のエントランスにて
  • Astemo 新本社の3フロアをつなぐ内階段
  • 「サステナブル」を表現した29階の執務フロア
  • 「サステナブル」を表現した29階の執務フロア
  • 「サステナブル」を表現した29階の執務フロア
  • 「サステナブル」を表現した29階の執務フロア
  • 「サステナブル」を表現した29階には休憩スペースも
  • 窓の外にはスカイツリーも望める

自動車部品の大手サプライヤーであるAstemo(アステモ)は9月1日、東京・八重洲エリアの新本社オフィスをメディア向けに公開した。SDV時代をリードする成長基盤強化に向けた取り組みのひとつだとし、10月1日に移転が完了する予定だ。

◆“変化の歩み”と“未来への挑戦”を表現した新オフィス

移転先は、東京都中央区八重洲の大規模複合再開発エリア「TOFROM YAESU」に竣工した「TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)」。東京の玄関口である東京駅に直結するアクセスの良さを誇り、同ビルへの移転によりグローバルメガサプライヤーとしてさらなる競争力の強化も図るとともに、施設内の劇場・カンファレンス施設を活用し、グローバル会議や入社式の開催なども計画しているという。

人事統括本部の菊地敏明氏は「モビリティは大きな変革期を迎えている。新本社は、変化の歩みと未来への挑戦を1つのストーリーとして表現をした」と話す。

Astemoの新本社(TOFROM YAESU TOWER)

新オフィスは「モビリティジャーニー」をコンセプトとし、28階から30階の3フロアで構成される。来客用の会議室なども備えた28階は「移動の自由」をテーマに、メカニカルな雰囲気の漂うホワイトとシルバーを基調とした空間となっている。

エントランスには同社のロゴをかたどったオブジェが来客者を出迎えてくれ、今後は技術や製品、さらに同社のシンボルスポーツであるバレーボールやレースチーム関連の展示を行うなど、ブランドの発信拠点としての機能も強化していくそうだ。

◆3フロアをつなぐ「内部階段」に込めた想い

「サステナブル」を表現した29階の執務フロア

29階は執務フロアとなっており、テーマは“現代”を表す「サステナブル」。自然をイメージしたグリーン基調のデザインとなっており、観葉植物なども豊富に配置されている。社内はフリーアドレス制を採用し、社員同士のコミュニケーション活性化のために、会話を促すブーメラン型のデスクやボックス席、パーテーションで区切られた区画や遮音性の高いリモートブースなどを設け、さまざまなスタイルで業務を行うことができる。

役員室なども備えた30階は、地球全体をイメージしたブルーを基調とし、これは未来の「モビリティへの挑戦」を表しているという。

奥に見える磨りガラスの部屋は役員室。あえて中がうっすらと見えるようにしているという
《橋本 隆志》

特集