セブン‐イレブン・ジャパンが、フリマアプリ利用の拡大に伴う荷物発送ニーズの高まりを受け、ヤマト運輸と共同で「セルフ発送機」を順次導入している。
同機器は、フリマアプリやオンライン決済を利用した荷物の発送手続きを、レジを介さずに店内で完結できる仕組みだ。
手順は「1.バーコードをかざす」「2.発行されたラベルを荷物に貼付する」「3.専用ボックスに投函する」の3ステップで、投函完了まで10秒程度(テスト店舗での測定値)で終わる。
■フリマ関連発送が宅配便受付の約8割を占める
近年、フリマ市場の拡大により個人間の荷物発送ニーズが継続的に増加している。セブン‐イレブン店舗においても、宅配便受付のうち約8割(2024年時点)をフリマ関連発送が占めている。
一方、従来のレジ受付では1件あたり数分程度の対応時間を要し、店舗業務の負荷増加や混雑時の待ち時間が課題となっていた。「レジを使わずセルフで完結したい」という顧客の声も寄せられており、こうした背景から今回の導入に至った。
■テスト店舗で業務軽減・受付件数増加を確認
先行導入したテスト店舗では、セルフ発送機の利用が定着し、レジでの受付数が減少した店舗もあった。レジ対応時間の短縮や業務量の軽減効果が確認されている。
また、セルフ発送機の利用が進んだ店舗では受付件数全体が増加したケースも見られ、手続きのしやすさが発送の利便性向上に寄与しているとしている。
対象サービスはヤマト運輸が提供する配送に限られ、手書き伝票の荷物は利用できない。対象サービスは順次拡大予定だ。



