レアアース磁石リサイクル、業務用エアコン圧縮機で国内初の循環スキーム構築へ…ダイキンや日立ら4社

協創の全体像
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ダイキン、信越化学、日立製作所、東京エコリサイクルの4社は、業務用エアコンの圧縮機からレアアース磁石を回収・再資源化する国内初の循環スキームの構築に向けた協創を開始した。

対象となるのは、日本国内で修理やオーバーホールに伴い交換されるダイキン製業務用エアコンの圧縮機だ。分解・脱磁・レアアース磁石取り出しの各工程にAIの画像認識技術とロボットを活用して自動化・効率化を図る。また、回収から分解、品質評価までのプロセスを一貫したシステムでデータ管理することで、トレーサビリティと最適化を実現する。

スキームでは、まずダイキンが業務用エアコンの圧縮機を回収する。次に東京エコリサイクルが、ダイキンから提供される技術情報と日立との連携により、AI画像認識技術とロボットを組み合わせて型式ごとに異なる分解プロセスを効率化する。脱磁には、CO2を直接発生させない「共振減衰脱磁技術」を用いて環境負荷を低減する。取り出したレアアース磁石は再生素材として信越化学に渡り、新たなレアアース磁石の製造に活用される。


《森脇稔》

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