ミスミ「meviy」、切削角物の熱処理サービス拡大…複雑形状・研削加工に対応

切削加工 「熱処理(焼入れ)サービス」の機能拡大
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ミスミグループ本社の機械部品調達AIプラットフォーム「meviy(メビー)」は、切削加工(角物)における熱処理(焼入れ)サービスを拡大したと発表した。

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今回のアップデートでは、設計者のニーズに応え、焼入れ部品でこれまで対応が難しかった曲面などを含む複雑形状の加工や研削加工への対応により、表面粗さRa0.8の指定も可能となった。

さらに、納期割引サービスにも対応し、長納期を選択することで通常価格より30%オフとなり、高価になりがちな焼入れ部品をより手軽な価格で調達できる。

焼入れとは、金属部品に高い硬度や耐摩耗性を付与するために不可欠な熱処理工程である。過酷な環境で使用される搬送装置やロボット、自動車部品などの設計には欠かせない技術であり、特にワークと直接接触する部品や、繰り返し荷重がかかる部品では、焼入れの有無が性能や寿命に大きく影響する。

meviyでは、2025年5月より切削角物の熱処理を開始し、その後も公差対応や納期が長くなることが多い焼入れ部品の最短6日目出荷を実現するなど、サービス拡張を続けてきた。このような利便性向上に対し、喜びの声が寄せられる一方で、「短納期で、歪みやすい複雑形状や高精度な焼入れ部品も調達したい」「納期に余裕がある場合は、より低コストで調達したい」といった要望も数多く寄せられていた。

対象材質はSKD11、S50C、S45C、SCM440、DC53、SKS3(相当)、SK105(SK3相当)の7種類。対象表面処理は無電解ニッケル、四三酸化鉄皮膜、硬質クロム(フラッシュ)となっている。

meviyは機械部品の3DデータをアップロードするだけでAIが自動で即時見積もり、独自のデジタル製造システムにより最短1日での出荷を実現する。これまで、機械部品調達時に発生していた作業時間の9割以上を削減することで、顧客の部品調達における非効率を解消するプラットフォームである。4年連続で国内シェアNo.1を獲得し、第9回ものづくり日本大賞において「内閣総理大臣賞」を受賞、製造業の生産性向上において高い評価を得ている。

《森脇稔》

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