ヒューマノイドロボットが注目されている。背景には、工場や物流などでの労働力不足と自動化需要の高まりがある。人の体型に近い構造は既存設備をそのまま利用でき、導入ハードルを下げる点が評価されているのだ。各社の実証が加速している……。
ロボット・AI分野の専門メディア『ロボスタ』を運営するイードは、ヒューマノイドロボットの最前線を扱う新ウェビナーシリーズ「Series ヒューマノイド」を2025年12月に開始する。12月は2回開催し、以降は毎月1回のペースで実施する。
ウェビナーは、ヒューマノイドロボットの研究・開発・実装を進める企業や研究者を招き、『ロボスタ』の神崎洋治編集長がモデレーターを務める、オンライン企画だ。技術課題や社会実装、将来展望などを議論し、視聴者からの質問にも対応する。イードによるとウェビナーは、ヒューマノイド業界の関係者や研究者、エンジニアらが交流を促進する場だという。
●第1回ウェビナー 12月14日
中国ヒューマノイド産業の現状を解説
第1回は「中国のロボット/ヒューマノイド産業の最前線 深圳から見る最新トレンドと実状」をテーマに、ワイズイノベーションの吉川真人氏が登壇。深圳を中心とした現地のビジネス環境や消費者の受容、政策支援、AIとの融合による新潮流について解説する。
また、身体能力の高いヒューマノイドで知られるUnitreeや、量産を開始したUBTECHの動向にも触れ、中国企業の最先端事例を紹介する。
中国は世界が注目するロボット市場であり、産業用ロボットから物流・サービスロボット、そしてヒューマノイドに至るまで、多様な分野で急速な発展を遂げようとしている。特にヒューマノイドや四足歩行ロボットの身体能力の高さは驚くべきものがある。
詳細やお申込みはこちら
https://robotstart.info/article/2025/10/14/381156.html
複数台のヒューマノイドがEVメーカー「Zeekr」のスマート工場で働く●第2回ウェビナー 12月18日
ugoが語る社会実装とフィジカルAI
第2回は「AIロボット社会実装の最前線 ugoが挑むフィジカルAIとヒューマノイドの未来」。警備や点検、物流、商業施設などでロボットを社会実装してきたugoの松井健代表取締役CEOが登壇し、ヒューマノイドや業務DXロボットの現状と将来像を語る。
詳細やお申込みはこちら
https://robotstart.info/article/2025/11/12/381417.html
アバター警備ロボット「ugo」
●第3回ウェビナー 2026年1月19日
石黒浩教授が人とロボットの未来を展望
第3回は「人間の進化と未来社会 石黒浩教授が語る 人とヒューマノイドの未来」。大阪大学の石黒浩教授が登壇し、万博パビリオンの開発経験を踏まえ、AIとロボットにより変化する人間や社会の姿について議論する予定だ。
ロボットの知能化が進み、身体性の高いヒューマノイドや四足歩行ロボットが注目されている。知能ロボットと知覚情報基盤の研究開発を行ない、ヒューマノイドやアンドロイド研究の第一人者として活躍する石黒浩教授はどう考えるのか。人間はAIやロボット技術でどのように進化していくのか……。
詳細やお申込みはこちら
https://robotstart.info/article/2025/11/19/381439.html
AIロボット向け模倣学習キット●ロボスタ会員制度 ウェビナー見放題など特典を提供
ロボスタは、ロボット・AI・ヒューマノイド分野の知識を継続的に学べる「ロボスタ会員」制度を展開している。会員(無料会員 / プレミアム会員)はロボスタ主催セミナーやアーカイブ動画、ニュースレターなどを利用でき、プレミアム会員であれば「Series ヒューマノイド」を追加料金なしで毎月視聴できる。過去のアーカイブも一部を除き見放題となる。
ロボスタ会員の詳細・登録はこちら
https://robotstart.info/pages/info/members.html






