マツダは11月17日、LGBTQ+などの性的マイノリティに関する取り組みを評価する「PRIDE指標2025」において、最高位の「ゴールド」を受賞したと発表した。
「PRIDE指標」での「ゴールド」受賞は2年連続となる。
本指標は、LGBTQ+の人々にとって働きやすい職場づくりを実現することを目的に、任意団体「work with Pride」が2016年に策定した指標だ。
Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)という5つの指標で評価され、全てにおいて要件を満たすことで「ゴールド」に認定される。
マツダは、「人」は最大の経営資本であり価値創造の源泉であるという考えのもと、従業員一人ひとりが最大限に活躍できる風土や仕組みを整備している。LGBTQ+に関する取り組みもその一環であり、性的指向や性自認の違いによって働きづらさを感じることなく、自分らしく働くことのできる職場環境の実現を目指している。
この実現に向け、従業員向けの啓発活動として定期的な人権ミーティングやe-ラーニングなどを行い、性的指向や性自認に関するハラスメント(SOGIハラスメント)を未然に防ぐ取り組みを強化している。
マツダは、今後も「ひと中心」の価値観のもと、働きやすさと働きがいを徹底追求することにより、多様なバックグラウンドをもつ従業員一人ひとりが誇りを感じていきいきと働ける魅力的な会社を実現していく、としている。



