トレンドマイクロ子会社「VicOne」、自動車サイバーセキュリティの最新技術出展へ…EdgeTech+ 2025

VicOneが「EdgeTech+ 2025」に出展
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トレンドマイクロの子会社で自動車向けサイバーセキュリティを手がけるVicOneは、11月19日から21日まで3日間、パシフィコ横浜で開催される「EdgeTech+ 2025」に出展すると発表した。

EdgeTech+は、組込みシステム技術協会(JASA)が主催し、経済産業省やデジタル庁をはじめ多くの公的機関が後援する総合展示会だ。今年も特別企画として「オートモーティブ ソフトウェア エキスポ」が開催され、自動車開発における最新のソフトウェア技術にフォーカスした展示が行われる。

VicOneは、Japan Automotive ISAC主催の「自動車サイバーセキュリティパビリオン」にて、同社ソリューションの紹介展示および「SDV時代のサイバーセキュリティの重要性」をテーマにした講演セッションに登壇する。

講演セッションでは、3日間にわたって異なるテーマで発表を行う。19日は「自動車におけるSBOM/脆弱性の管理の課題とは」、20日は「モビリティ領域におけるサイバーセキュリティ関連法規とガイドライン」、21日は「自動車サイバーセキュリティの最前線」について解説する。

また、パートナープログラムに参画している日立ソリューションズ・テクノロジーのブース内では、同社が代理販売する「Kinibi(TEE)」にVicOneの車載IDPS「xCarbon」を採用した製品デモンストレーションを実施する。車載ネットワークの攻撃をリアルタイムで検知・遮断し、「安全な環境で攻撃を防ぐ」仕組みを披露する。

デモの内容をより分かりやすく説明するミニセミナーを毎日実施するほか、VicOneのモビリティ領域に特化したペネトレーションテストサービス「xScope」を活用したサービスについても紹介する。

さらに、大阪エヌデーエスのブースでも共同展示を実施し、安心・安全なモビリティ社会を実現するため、SDV時代に相応しい車載セキュリティ対策強化に向けた両社の連携による取り組みを展示する。

VicOneは、展示会への出展を通じて自動車サイバーセキュリティの重要性を継続的に発信するとともに、パートナー企業との共同展示において両社の技術やソリューションを統合した価値提案を提示することでシナジー創出を図り、新たな顧客開拓や市場への共同アプローチを推進していく。

《森脇稔》

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