ALiNKインターネットは11月4日、日本気象協会と共同運営する天気予報専門メディア「tenki.jp」の「道路の気象影響予測」をリニューアルしたと発表した。
同サービスは全国の高速道路・自動車道に対する気象影響リスクを確認できるコンテンツ。大雨や大雪、強風といった天気予報を元に、路線に与える今後の影響予測を「非常に高い/高い/あり/リスクなし」の4段階に分け、最大48時間先まで表示する。
今回のリニューアルでは、路線利用者がより直感的に・より詳細に気象リスクを理解できることを目的に、UI/UXの全面的な再設計を実施した。
主な変更点として、従来のリスト形式から地図上での表示に変更。都道府県ごとのリスクを色分け表示し、どの地域のリスクが高いかをひと目で確認できるようになった。
また時間軸での表示も改善。従来は48時間以内の最大リスクのみを表示していたが、「今日」「明日」という時間軸でリスクを分けて表示することで、いつ注意すべきかをより具体的に把握しやすくした。特に冬シーズンにおける降雪などのリスクを事前に認識でき、雪道での走行や運行計画の見直しといった安全対策が取りやすくなる。
さらに各路線ページに地点ごとの天気予報を新設。路線内のインターチェンジやサービスエリア、パーキングエリアなどが所在する該当の市区町村の天気予報を掲載し、気象リスクをより詳しく確認できるほか、サービスエリア周辺の観光や買い物の際に地点ごとの天候をチェックするなど多用なニーズにも対応可能となった。
同社は今回のリニューアルにより、移動前・移動中の気象リスクを地図上で直感的に確認し、路線や地点ごとの天気予報を詳細に把握できるよう進化した、としている。



