NIPPON EXPRESS、台湾北部の物流需要拡大で新倉庫を開設…最新の自動化設備導入

開所式でのテープカットの様子
  • 開所式でのテープカットの様子
  • 倉庫内観

NIPPON EXPRESSホールディングスは10月22日、グループ会社のNX台湾国際物流が台湾北部・桃園市に「桃園NEXT8倉庫」を開設したと発表した。

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台湾北部に位置する桃園市は、桃園国際空港を擁し、都市圏や台北港、基隆港などへのアクセスに優れることから、物流拠点として最適な立地。近年、台湾北部における自動車部品や一般消費財を中心とした物流需要は拡大を続けており、この需要拡大に対応するため、NX台湾は桃園地区で6拠点目となる「桃園NEXT8倉庫」を新設した。

本倉庫は最新鋭の自動化設備を備え、誰もが容易かつ正確に作業できる環境を実現している。自動倉庫(AS/RS)や自動搬送ロボット(AGV)などの自動化設備と人による運用を組み合わせ、荷受け・保管・ピッキング・梱包・配送まで一気通貫で対応する。

高床プラットフォームと3基のドックレベラーにより海上コンテナを含む多様なモードに対応し、エレベーターとオートレーター、重量ラック、24時間365日の有人警備および監視カメラによって、安全かつ効率的な運営を確保している。

開所式において、川本董事長は「『桃園NEXT8倉庫』は、繁栄を象徴する『8』の名にふさわしく、台湾の発展を牽引する拠点です。台湾全土における物流ネットワークを強化し、ロジスティクス体制をさらに拡充することで、顧客のサプライチェーンを支援していく」と新拠点への期待を語った。

《森脇稔》

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