日立産業制御、AUTOSAR準拠SDV開発支援サービス開始…国内初のVector「PREEvision」活用

SDV時代に向けた連携イメージ
  • SDV時代に向けた連携イメージ
  • ARXML作成エンジニアリングサービス活用前後のツールチェーンの工数比較

日立産業制御ソリューションズは、Vector Informatik GmbHのデジタルエンジニアリングプラットフォーム「PREEvision」を活用したARXML作成エンジニアリングサービスを国内で初めて提供開始した。

このサービスは、SDV開発への移行加速に伴いシステム開発が大規模化・複雑化する自動車業界において、完成車メーカーとサプライヤーが共通の「AUTOSAR」に準拠したデータ形式で設計開発することを可能にする。これにより開発工数の30%から50%削減を目指し、開発効率向上を支援する。

日立産業制御は、高度な専門知識と実務経験が求められるVectorの認定資格「Certified Embedded Professional」と「Certified PREEvision Configurator」を国内で唯一ダブル取得している。この技術力を強みに、完成車メーカーとサプライヤー間を繋ぐ「ティア0.5」事業として本サービスを展開する。


《森脇稔》

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