EVolityは9月16日、芙蓉総合リースの連結子会社、芙蓉オートリースと連携し、独自のバッテリー分析技術を用いた電気自動車(EV)リース事業を開始すると発表した。
近年、脱炭素を背景とした環境意識の高まりにより、企業が保有する内燃機関車をEVへ切り替える動きが進んでいる。しかし、日本国内でEVをリースで導入する場合、リース期間終了時のバッテリー価値(残価)の評価が難しく、導入コストが高くなる要因となっていた。
こうした課題を解消するため、3社が連携して新たなEVリーススキームを共同開発する。EVolityは独自のバッテリー劣化予測技術を用いて、車両の充放電データや走行情報の解析結果に基づき、将来のバッテリー劣化度合いを予測する。