トーヨータイヤは8月16日、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催されたNLS(ニュルブルクリンク・ラングシュトレッケン・シリーズ)耐久シリーズ第6戦「NLS6」に「TOYO TIRES with Ring Racing」として参戦した。
同社チームからはSP8T、SP-PRO、VT2-RWDの各クラスにそれぞれ1台ずつ、計3台の車両がエントリー。SP8Tクラスの160号車とSP-PROクラスの347号車はトラブルに見舞われながらも見事レースを完走した。

とくに注目されたのはVT2-RWDクラスに参戦した520号車で、周を重ねるごとに調子が上がり、最速ラップタイムは同クラス10台中上位3番目のタイムを記録。無事完走を果たし、次回への期待が膨らむ結果となった。
VT2-RWDクラスでトーヨータイヤ社員ドライバーとして初の実戦を経験した宮園拓真選手(520号車)は「チームのサポートとトーヨータイヤ『PROXES』の性能のおかげで、川畑選手と無事完走し、安定したラップタイムを刻みながら走行できた大変有意義な一戦になったと感じています」とコメントした。

次戦は9月13日から14日にかけて「NLS7・NLS8」の連戦が予定されており、引き続き160号車(SP8Tクラス)、347号車(SP-PROクラス)、520号車(VT2-RWDクラス)が出場を予定している。
さらに続くニュルブルクリンクでの戦いでも高みを目指す「青いトーヨータイヤ・マシン」たちの熱い挑戦に注目したい。