自動運転技術で日韓連携、兼松とA2Zが覚書締結...日本・グローバル市場展開へ

兼松と韓国Autonomous A2Z社が覚書締結
  • 兼松と韓国Autonomous A2Z社が覚書締結

兼松と韓国のAutonomous A2Z(A2Z)が5日、自動運転技術の日本およびグローバル市場への展開・導入を共同で推進することを目的とした覚書を締結した。

日本では交通分野、特に地方における人手不足の深刻化やスマートシティ構想、DX推進を背景に、自動運転技術への関心と社会的ニーズが年々高まっている。また2023年4月には道路交通法が改正され、特定条件下における完全自動運転が可能な「レベル4」が解禁されるなど、整備が進められている。

A2Zは韓国の大手自動車メーカー、ヒョンデの研究所出身エンジニアたちが創業したスタートアップ企業だ。主にインフラと連携した自動運転技術の研究・開発を手がけており、将来的には自動運転専用プラットフォームの構築も目指している。


《森脇稔》

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