川崎市の自動運転バス実証実験、いすゞ『エルガ』を加え2台体制に…レベル4実現めざす

いすゞ『エルガ』
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川崎市は、いすゞ自動車製の大型バス『エルガ』を新たに導入し、レベル4の自動運転バスの実証実験を行うと発表した。

川崎市は、2027年度の自動運転バスレベル4実装を目指し、「KAWASAKI L4 Bus Project」を推進している。

2025年度は昨年度導入した中型バス「Minibus2.0」に加え、いすゞのエルガを新たに導入し、計2台で実証実験を行う。これにより様々な移動需要への対応や事業性の検証を進める。

川崎市は国土交通省の自動運転社会実装推進事業の重点支援に2年連続で採択された。2024年4月に設立した「川崎市自動運転実装推進協議会」には新たなメンバーが加わり、プロジェクトの加速を図る。運行は秋頃開始予定で、詳細は決まり次第公表する。


《森脇稔》

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