リマックのハイパーカーにSDV向け集約型ECU搭載へ、NXPと共同開発

NXPセミコンダクターズがリマック・テクノロジーとSDV向けの集約型アーキテクチャを共同開発
  • NXPセミコンダクターズがリマック・テクノロジーとSDV向けの集約型アーキテクチャを共同開発
  • NXPセミコンダクターズがリマック・テクノロジーとSDV向けの集約型アーキテクチャを共同開発

NXPセミコンダクターズは、リマック・テクノロジーと提携し、ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)向けの集約型アーキテクチャを共同開発すると発表した。

この共同開発により、従来20個以上必要だった電子制御ユニット(ECU)をわずか3個の集約型ユニットに統合することが可能になる。中核となるのはNXPの新しいリアルタイム・プロセッサ「S32E2」シリーズで、リマック・テクノロジーが初採用した。

S32E2は最大1GHzで動作する8個のArm Cortex-R52プロセッサ・コア、高分解能ADC、最大64MBの大容量不揮発性メモリを搭載している。ISO 26262 ASIL D準拠の安全性を確保しながら、複数のアプリケーションを効率的に統合できる。


《森脇稔》

特集