電気自動車(EV)向け充電サービスを展開するテラチャージは、ロイヤルグループの外食事業を担うロイヤルフードサービスが運営するファミリーレストラン「ロイヤルホスト」へのEV用急速充電器の導入を決定した。
この取り組みは順次、ロイヤルホストの各店舗へ充電器を設置し、共同で推進していく予定だ。
背景には、2050年のカーボンニュートラル実現に向けてEVの普及と充電インフラの拡充が急速に進んでいることがある。経済産業省は2030年までにEV充電器の設置目標を30万口に引き上げており、現在の4万口から大幅な増加を目指している。特に店舗などの公共用目的地充電は滞在時間を活用できるため注目されており、2030年には10万口から15万口の設置が見込まれている。