スズキのインド子会社のマルチスズキは、2024年度(2024年4月から2025年3月)にインド国鉄を通じて51万8000台の車両を輸送し、過去最高記録を達成したと発表した。
この輸送台数は、同社の年間総出荷台数の約4分の1に相当する。鉄道輸送の活用により、CO2換算で18万トン以上の排出削減と6300万リットル以上の燃料節約を実現した。
鉄道輸送は低排出で効率的な輸送手段であり、道路渋滞の緩和にも貢献する。同社は現在、鉄道を使って20以上のハブに車両を配送し、そこからインド全土の600以上の都市にサービスを提供している。