アウディやクアルコム、「C-V2X」技術で料金収受の未来を変える…共同実証プロジェクト開始へ

インドラ、アウディ、クアルコムがセルラーV2X(C-V2X)技術を活用した次世代料金収受システムの共同プロジェクト開始
  • インドラ、アウディ、クアルコムがセルラーV2X(C-V2X)技術を活用した次世代料金収受システムの共同プロジェクト開始

英国の技術企業インドラ、アウディ・オブ・アメリカ、クアルコム・テクノロジーズは、セルラーV2X(C-V2X)技術を活用した次世代料金収受システムの共同プロジェクトを開始すると発表した。

この革新的な決済システムは、国際自動車技術者協会(SAE)のJ3217 C-V2X標準に基づいており、料金所での渋滞緩和、全米での決済標準化、ドライバー体験の向上を目指している。

現在、ドライバーは複数段階のモバイルアプリ、専用トランスポンダー、ナンバープレート認識システムなどを使って料金を支払う必要がある。新しいC-V2X決済システムでは、車載画面に正確な料金通知が表示され、全米でのトランスポンダー互換性問題が解消される。


《森脇稔》

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