バッテリー大手のLGエナジーソリューションは、有望なスタートアップ企業との協業を促進する新プログラム「OSS(Open Submission for Startup)」を発表した。
OSSは、様々な分野のスタートアップ企業との技術協力を通年で促進するためのオープンコールプログラムだ。提案されたプロジェクトはLGエナジーソリューション社内の関連研究部門とマッチングされ、詳細な審査が行われる。技術評価(実証実験)の結果に基づき、参加企業には共同研究開発、出資などの協業機会が提供される可能性がある。
同社は現在、「ニーズベースOSS」と「オープントピックOSS」の2種類の応募を受け付けている。ニーズベースOSSは、素材、セル、セルプロセス、パック、BMS(バッテリー・マネジメント・システム)、システムの6分野におけるLGエナジーソリューションの社内ニーズに合致するプロジェクトを対象とし、応募期限は6月30日まで。一方、オープントピックOSSは分野を問わず優れたアイデアを募集し、応募期限は12月31日までとなっている。